そう、次期FXはこの356スピードスター・・・ではなく、非常に似たイメージにフェイスリフトした2005年からリリースの通称987ボクスターでございます(予定にすぎません)!
初代の986と呼ばれた涙目のシリーズはポルシェの文法「初物には手を出すな」の教えどおり、996では有名な駆動系シャフト=インターミディエイト・シャフトの止めネジ不良からくるエンジン破損(=保証 なしだと一発180万円!通称インタミ問題)がボクスターにもでた、といわれるほかに、エンジン、排気熱からくるコストダウン樹脂パーツの禿げしい劣化やあの中華ラジカセみたいなインテリヤ全般の耐久性が不足していてタイヘンらしい(以上、「ボクスター/ケイマン最強メンテナンス」のひろいよみ)。
ざっと読んだだけでもトリハダが立つほどのコワさ連続ですが、どうもポルシェてのは高額なわりに詰めの甘い商品をリリースしておいて、モンダイがでたところで翌年モデルで改良型をリリースする傾向があって、それはいまだに変わらない模様。「たゆまざる改良」といえばきこえはよいが、要は未完成なだけですぜ。そのあたりは私も18年前から11年間(爆)、964という911シリーズ始まって以来の未完成モデルで辛酸嘗め尽くしておりますから(完全意味明瞭)、ほうほうの態でAUDIへと避難したわけですが(爆)、18年を経てまた返り咲く、と。○○は死ななきゃ治らない、のミホンですな、まったく(本当はうれしくて仕方がない)。
画像はボクスターと共通項が非常に多い914。小学校への登校途中にこいつがアイドリングで駐車している横を通りかかり、ミッドからエンジン音が聞こえてくるのに気がついてデンキが走った(爆)、のをつい昨日のことのように思い出します(とほひめ)。