嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆) 北信濃湯けむり紀行ー3

2012-02-20 20:51:36 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc05122 さて、モヤモヤしようがなにしようが、どうやっても湯田中の外湯には入れないらしい・・・温泉まんぢうを10000円くらい買って、まんぢうやの女将でも買収してやるか、とも考えたのですが(爆)、そこまでする価値があるのかどうか・・・って10000円払うなら渋温泉に泊まれよ、と(爆)。

というわけで、帰途に着いたのですが、まだまだ時間的には余裕がある!というわけで急遽左折して高山村への登りにかかります。

ドライだったらば理想的なワインディング、そうボクスターですと3速で6000程度まで使えるか、という感じの素晴らしい道が20kmほども続きます。いかんせんきょうは積雪のうえに凍結ばっちり(爆)というわけで、慎重な運転がデフォルトですが、EBSエア封入のポロ彦さまはかなりよいペースで登って行きます。だいたいが平日の午後にこんな山奥に入ってゆくわけがない、という立地なのでペースカーもなく、非常に快適なドライブとなります。8シーズン目のスタッドレスなのに路面状態に関係なくペースを保てる(事実です)。目指したのは「七味温泉」。こちらは白濁した青湯が有名なのですが、そもそも2月のこの痔期にはたしてたどり着けるのか、というのがモンダイだ~(汗)。

手前の山田温泉にある「スパワインハウス」というなんともそそるネーミングの観光案内所で訊いてみますと、もちろん逝けますよ、と!場所はもうほとんど志賀高原ですからして積雪は2mほどでしょうか?それでも死なない程度に除雪はされているし、だいたい七味温泉までゆかなくともそこかしこから草津白根火山帯由来(完全意味明瞭)の温泉がどんどこ湧き出しているぜ!画像は山田温泉の大湯前に佇むポロ彦さまの融資、もとい雄姿!ううむ、うつくしひ(爆)!以下痔号。


加齢なる遠足(爆) 北信濃湯けむり紀行ー2

2012-02-20 20:26:19 | 加齢なる遠足(爆)

51290050000231600 さて、渋、湯田中の温泉街はまったく文法どおりのそれで、ちびりそうになります(爆)。傾斜地にクネクネ曲がった観光バス泣かせのせまい路地がほぼ2km程度は続くでしょうか?大雪の折などにはここが全面凍結してものすごい難所となるのでわ、と期待半分に眺めておったのですが、そこはそれ。本当に危ない日陰の急坂などにはしっかりと「源泉(完全意味明瞭)」が「路上垂れ流し」、もといスプリンクラー様に撒かれており、感心しきり。ある意味非常にゼータクな融雪システムでございますね!

この両温泉には街中のいたるところに外湯が点在してお51290051100006350 り、これまた温泉好きの心をくすぐる仕掛けとなっています。きけば50m程度にひとつはある外湯のそれぞれに固有の泉質があって奥が深いそうな・・・まことにくすぐられる存在なのですが、これら外湯はキホン住民専用。渋温泉の宿泊客には無料でこの夢のような湯めぐりが提供されるのですが、湯田中エリアでは部外者一切立ち入り禁止ときたもんだ・・・ううむ、なんとかウラワザがないものかな、とモヤモヤしつつ以下痔号。

画像は拾い物の「桃山」に併設の大露天風呂の画像・・・途方に暮れるくらいの広さに伽藍建築を外から眺めることができる希少な露天風呂は圧巻。なんだか寺院の前庭に湯が張られているかのようで、なんだかものすごい規模でございます。池の鯉にでもなった気分。案の定、湯温ひくめ(爆)。


加齢なる遠足(爆) 北信濃湯けむり紀行ー1

2012-02-20 19:56:19 | 加齢なる遠足(爆)

Dsc051662012所得税 確定申告ならびに市民税申告を無事に終えた翌日、本州付近が高気圧にすっぽり覆われる、との予報を聞き、こりゃあ温泉でしょう、と即断!・・・北信濃と通称されるエリヤ、すなわち長野市以北に湧く温泉群にはいり倒してまいりました。

雪がざんざか降りしきる中、というのでは私のような雪道初心者では帰り道がおぼつかないということもあって(爆)、晴れた日を選んだのですが、素晴らしい眺望にも恵まれ、思い出に残るドライブとなりますた。

51290051100006351_2  まずは湯田中、渋温泉郷。こちらは事実上つながっているわけで、本来ならば単一の温泉なはずの立地なのですが、あえて区切ってあるあたり、泉質の違いなど興味深いです。じっさい、複数どころではない、無数の源泉が町中のいたるところから湧き出しているさまはまさに圧巻。志賀高原への急傾斜地にある関係だと思われるのですが、源泉に到達するのに、地面を掘り下げる必要がなく、地表近くから湯田中で93度にも達する高温泉がこんこんと湧き出る開湯1350年(!)になんなんとする名湯でございます。つかってみれば所謂、美人の湯系のまったりとした泉質。ヌルヌル感は控えめですが、画像のような重要文化財に指定されているという伽藍建築の「桃山@よろづや」につかっておりますと、なんだか遠いところへ来た気分になるからフシギ・・・以下痔号。