ポルシェジャパンでは現在、ディーラーのセールスさんを集めて痔期911、通称991の研修が行われている模様・・・ううむ、お仕事とはいえ、いいなあ(とほひめ)。
将来の顧客(キボン的観測にすぎません)といたしましては、興味の焦点は歴代ポルシェの各モデルでとみに有名だった「初物買いの法則」がこんかいもあてはまるのかどうか(爆)。
さよう、ナロー→930→964→993→996→997→991と連綿と50年以上も作られ続けてきた911シリーズなのですが、モデルチェンジ直後の初年度モデルはまさに「ババ」!そう、JOKERそのものといってよい、ひいたらオオハズレという暗黙の了解があります。そりゃま、いくら初年度だからってそこはポルシェが満を持してリリースするニューモデル、それも屋台骨の911の新型なのですから、新車からダメな訳はない!んが、3年経過するあたり、すなわち新車保証が切れるあたりから徐々に出てきて、ヒドイ場合にはリコール寸前まで逝く、というコワーイサンプルが無数に存在いたします。このあたり、まさに自動車ザッシなどではゼッタイに語られない部分だと思われますが、そりゃそうです。リリースされたての新車を借りだして2日ほどころがしたところで、良いの悪いの論じること自体がムリなのです。
じっさい、私も964でさんざんご厄介になった関係で(爆)、いまだにポルシェというメーカーは信用できません。さすがにモデル末期ともなりますとネガがつぶされてある程度の安定性能が供されているのですが、このあとになってみないとわからない、というあたり、うちのボクスターも今後が見もの、というものでございます。
さて、画像の初物(爆)。991のカブリオレも早々にリリースされた模様ですが、その中の画像にウインドウストップのものがありました。4シーターに特有のリアシートにかぶせるタイプなのは相変わらずですが、よくみますとロールスクリーン状の巻き取りメカニズムが装備されていて、これですと常時装備しておけるスグレモノだ!
さよう、ここまではただの折りたたみだった関係でリアシートの上 には常にスクリーンが張られていたわけで、小さいながらナカナカな改良ですぜ、これは!・・・と気がついてみれば、この改良だって964のカブからヘーキで20年以上も作り続けた末にようやく、というスピードなわけですから、他も推して知るべし。
ううむ、ひたすらゆっくりとした進化がモットーらしいぜ>ポルシェ(爆)。