嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ジュネーブサロンでカルティエ・タンクに新型!

2012-02-25 19:27:22 | スペシャリテ

665_cartier_02_3 ジュネーブサロンと呼ばれる高級飽食時計、もとい宝飾時計の展示会SIHHで、10年以上ぶりにカルティエ・タンクの新型がリリースされた模様。

前回の新型リリースはタンクディヴァンと呼ばれる、横長のファンキーなタンクだったと思いますが、今回は非常にオーソドクス。ディヴァンはモンゴル出身の横綱がはめて、キャラにぴったりとマッチ!非常にお似合いだった記憶があります。

今回の新型はその名もタンク・アングレーズ。つまりはイギリス風タンク(爆)。シリーズにはすでにアメリカン、フランセーズといずれもバカ売れしたモデルがあるわけで、このアングレーズも一連のタンクが守り抜いたツボを押さえている限りバカ売れするのか?ちなみにタンクヲタのあいだでは、このアングレーズはいつかはリリースされるだろう、という暗黙の了解がありました。創業者ルイ・カルティエが3人の息子たちに店を持たせるにあたって、パリ、NY、ロンドンと開店したわけで、アングレーズのリリースも必然であった、というわけです。

80年代にリリースされたタンクフランセーズの斬新なスタイルはいまだに色褪せておりませんし、それでゆくとオリジナルのタンクもまだまだ、というよりもますます現役。上昇志向豊かなオーナーには貴金属ケース+ブレスのみリリースのアメリカンがあります。

アングレーズのリリースがはたして必要だったのか、というのはナゾですが、まあ売れ行きがそれを証明するのでしょう。ちなみにお約束で、リリース当初は貴金属ボディ+ブレスのみ。370万200円だそうな(買えやしねえ)。1年以内にステンレスボディ+ブレスのイパーンモデルがリリースされて50万円弱で流通するとみた!個人的には、いまだに根強いニンキのフランセーズとのバッティングが気になる昨今・・・カルティエの常でステンレスモデルは3年後には20万円台後半で流通するはずですが、今回のタンクはなんと自社製ムーブメント搭載。ヲタ以外には関係ないが、それが今後の中古価格に反映されるのかどうなのか、気になる昨今。んま、5年後の中古でも楽しみに待つことにいたしましょう(けち)。