ロードスターというのはカブリオレ、とは違う乗り物なのはご承知のとおり。ご存じないお方のために解説しておきますと、カブリオレが屋根を閉めた状態「でも」使える屋根開き乗用車、またはスポーツカーという定義でよいのに対して、ロードスターは屋根をあけてナンボ。閉めた状態は「仮の」お姿というわけです。
ある意味、過激にも思えますが、きょうびのロードスターの快適性方面のポテンシャルは凄まじく、この屋根開きデフォルトがあながち「苦行」とはならない(爆)事実は素晴らしいことです。
屋根クローズ状態ですと、リアクォータには段差がついてしまい、デザイン的には明らかに破綻してしまうのですが、実は屋根開きですとこの段差がなくなってデザインが完成するではありませんか!つまりはこいつもやはりキホン屋根開き、つまりはロードスターだった、と(!)。
・・・まあね、これに気がつくのに、私の観察が鈍く、ここまでの時間を要したのは未経験のなせるワザ(爆)というものですが、このルノーウインド=ロードスター説は私的には新鮮。ロードスター としてとらえればへんちくりんでも(失礼)納得しやすいし、開閉メカニズム=デザインされた巨大なヒンジとして、そこへさらにリアウインドウをはめ込んだあたり、シャレっ気を感じないわけには参りません・・・かつてここまでのインパクトを有したクルマがあったでしょうか
ううむ、セ・レスプリドフランセー(違)!!