嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

忙中閑あり(まだいってるのか) 禁断のポロ1.2に乗ってしまふ

2012-05-20 19:30:51 | 

Dsc05979 「ゲンゼーと補助キンも(ここ、タラちゃんの声で)!」というササヤキのCMを何度眺めたことか(爆)。いまや、補助金なしぢゃクルマなんか買わないぞ、というのがジョーシキである、との認識さえ出てきてしまう始末のこの「エコ」という名前の狂想曲ですが、まあね、いざクルマのような高額なわりに償却が異様に早い耐久消費財を買うか、となったときには支払い総額なんて安いほうがよいに決まっている(きつぱり)。

で、その何度目かの(爆)減税補助金騒ぎの真っ只中にあって、つい先日リリースされたのがポロのブルーモーション・・・1.2の究極のダウンサイジング2バルブエンジンにターボチャージ、そこへアイドリングストップその他の省燃費メカニズムを満載したモデルですが、くりくり所長によればモノが間に合わないくらいなイキオイの予約が殺到しているそうな。現実には今日予約入れても納車は早くて3~4ヵ月後な由。

想像しますに、矢継ぎ早の小手先ニューモデル乱発に生産現場、つまり工場のラインがついてゆかないのが現実ではないかな、と。予約殺到というよりも、じつは作り手のモンダイでしょうて。

んで、今回のこのポロ1.2ブルーモーション以前(爆)でございますよ。まさに素のポロ。アイドリングストップや回生ブレーキなんてまさに小手先メカニズム。結果がまだ未知数のメカニズムのはずで、10年後にどうなのか、なんてまだだあれも知らない、中華、知っててもいえない(きつぱり)。

そんななかでこの「ただの」1.2の清々しいシンプルネスは一言でいってヨイ。なんといってもエンジンとシャーシのバランスというのでしょうか?ダウンサイジングが進めば進むほどVWらしさがでてきてフシギなくらいですが、本領発揮、というのはこういうことをいうのでわないでしょうか?アイドリングプラスから「きっちり」湧いているトルクは回転が上がってもどうということもないわりに直線的に立ち上がっているので充分。早いだの面白いだの、そういうことではなくて、必要充分、と。ドライ、とでもいうのでしょうか?旧型オーナーといたしましては、座面が数cm伸ばされたシートが出色。これだったらどこまでも、という感じ。9Nレベルでもいいっちゃいいんだが、というレベルのお話ですがね。

イロケですとか走りのタノシミなどという分野は他でやっとくれ、と耳元で囁かれているような道具感ありあり、つまりはDELLのパソコンみたいな事務機のようなクルマですが、どっこいエクステリヤにはエッジの効いたイタリヤンモウドをまとって、そこはかとなくいいもの感を醸しておられます。が、あくまでもゴルフにはゼッタイに及ばない、中華及んではならない、ポロのポジションもまことにビミョーですが、ニッポンの道路環境を考えた場合にはサイズ的にもパワー方面でも文句のつけられないソツのなさはやはりポロならでは、といえるでしょう。欲しくて欲しくて、とはならない代わりに、嗚呼、これがあるじゃないか、となりやすいこのベーシックポロ・・・ううむ、痔期FXか?と踊りそうになりましたが、わたしゃ乗り続けますよ~>ポロ@トクイチオート(そっちかい)!


987ボクスタードライビングマニュアル たまにはトリセツを読み返しておく

2012-05-20 16:15:56 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル

Dsc03343 明日の金柑日食(爆)はどうやら曇りの予報・・・ううむ、せっかく買った専用観察道具はどこへ行くのでしょう?また、終了後には大量の廃棄物(完全意味明瞭)が排出されてくるわけで、エコ方面を考えたらこれぞアサハカの極み。え?なに有給とって日食ツアーですって?やなに、それこそが、経済発展の原動力でございます(爆)。職場ウケがなんだというのでしょう(完全無責任)。

さて、そんな日曜日。あれやこれや雑事を片付けておいて、今日はひさびさにうちのボクスターにでも乗ってウプン晴らしか、と考えておりましたんですが、週末にその気になってクルマでおでかけなどしますと、平日には有り得ない混雑に遭遇したりして、まず大抵はストレスがたまるってなもんです(人ごみが嫌いなわけでもないです)。ここは自由業の特権を生かし、お出かけはまた平日Dsc03326 にして(その程度かい)、今日はひさびさにボクスターのトリセツ(=取扱説明書)を研究するといたしましょう。国産車のトリセツはご存知のとおり、幼児向けとしか思えない絵本まがいなのに対して、輸入車それもポルシェのトリセツは専門知識無しに理解するのは到底無理な内容。おまけに原文に忠実な翻訳を意識しすぎるあまり、肝心の日本語がどこかおかしいときている(爆)・・・

そんな理由で、まあ必要な事項のみパパッと納車直後にナナメ読みしたあとには大抵が放っておかれる、というのが常でございます。もちろん私もそう(爆)。んが、入手してからはいよいよ8ヶ月、6000km(私としては低調ですね)に到達しようか、というDsc06000 昨今、クルマにやさしいドライビングを心がけながら、いろいろとやってみた結果、TIP-SのDレンジにどうやら乗りこなしの秘訣が隠されている気がして仕方がないので、いろいろと試していたのですが、ある日、あそうだ、トリセツちゃんと読んでないし、ということになったわけです(おせーよ)。

ご他聞に漏れず、987ボクスターのトリセツも件の文法どおりの文章で書かれており、読解にはある意味、忍耐を要するわけですが、TIPのなかにいる一番スポーティなお方(爆)を呼び出す方法も実は事細かに書かれているし、各種センサーの検知内容から始まって、果たせるかな、シフトアップを抑制するためのヒントのようなことまで詳細な記述がございました(気がつくの遅すぎだって)。出色なのは安全デバイスなはずのPSMをオフにした場合の挙動変化やその対処方法などがきっちり語られていたり、サーキットでタイムを出しにゆく場合にはこう、まで書かれているあたりではちびりそうになるってなもんです(爆)。ほんとうに読み応えあり、ですが、ここだけはポルシェオーナーのみに許された特権というものでしょう(感涙にむせぶ)!あぶないから、といって教材に「肥後の守(懐)」のような、「安全だが切れない」ナイフをあてがうニポーンのような国に対して、ゾーリンゲンをはじめから幼児にあてがっておいて、道具に対する認識をしっかり持たせる国との教育の違いが明らかになる瞬間でございます。

どちらがどう、ではありませんが、少なくともボクスターがそういう教育を行っている国の産物である、との認識は重要でしょう。金柑日食だから、目を傷めないように、とかいって大臣がでてきてご注進くださるナサケナーイ極東の島国の民といたしましては、ボクスターなど、しっかりと認識と覚悟を持って扱うべきで、極めて研ぎ澄まされた稀なツールなのです(おれって何様)。

マニュアルの中で明かされる数々の秘儀(爆)に、うひい、そうだったのか~、とひとり赤面すること数たび(モンゼツ)・・・こいつあ、おでかけがタノシミだ、てなもんですハイ。U教授からも走り方についていろいろと示唆をいただいておりますので、平日で空いているはずの各種山道(完全意味明瞭)にでも繰り出して実践してみるといたしましょう・・・運転はマナーを守って安全に!目指せゴールド免許。発行まであと3ヶ月(うっそ~)!!