今年のヒートテックには新型が登場、といって注目していたのですが、注目しているだけぢゃ仕方がない。
早く買っておけばよかった、といって、あとになって後悔しないためにも、いっちょいっとけ~、というわけで、ユニクロ渾身の新作、「ヒートテックエクストラウォーム」を買ってみますた。しかも定価で(この程度で驚愕)!
つい先日、恒例の治療会でおみえになっていた北海道のU教授と、このての高機能アンダーウェアについて話題になったのですが、国産の山岳向けブランドにはこの手の保温下着でも、耐久性に優れるものが多数ある由。
数年はもってしまう、というのですが、どうなのか。
価格をきけばゆうにヒートテックの3倍はしているので、当然、ともいえるのですが、下着なんてえものは毎年買い換える、に一票。毎日、カラダから染み出るアブラのことを考えますと、毎年新品というのは気分いいしね。
ヒートテックの買い換え、ってのは私にとりましてはいまや年中行事。
というわけで、ヒートテックエクストラウォームのパフォーマンスやいかに。
まずはぜんたいに厚い。この厚さがウォーム具合に効いているのはもちろん、それプラス、起毛具合がノーマル比で増やされており、暖感が強い。スカスカなフリースでも、起毛の度合いを高めることで関東平野一円の防寒をになってきたユニクロの面目躍如といったところでしょうか。
この厚さだと、じつはヤレにくく、耐久性も見ものですが、楽しみにしておくとしましょう。デレーンと伸びて、寿命かな、と気づかせるユニクロのやり方は巧妙の極みですから、きっと。
端的にいって、買う価値は大有りだが、地域限定である。と申し上げておきましょう。暖感性能は申し分なく、今年モデルのヒートテック+カシミヤセーター程度の暖かさを、エクストラウォーム+10年もののすかすかメリノウールで再現できる、といえばご理解いただけるでしょうか?
そもそものノーマルヒートテックのパフォーマンスが素晴らしいだけに、差別化に苦労する、という図式が見えているのですが、温暖化がいちぢるしい太平洋沿岸部などではあえて販売せずに、住宅の仕様が別格の北海道を除外した北関東から東北一円、および北陸、信越地帯限定で展開すると爆発的なヒットとなる、という個人的な予測(なわきゃないだろうさ)。