さあて、スペイン人画伯ご一行さまも無事にチェックアウト!
みなさまに感謝され、ええっ、こんなに安いの(汗)?と驚かれながら、内心しまった、もっと計上しておけばよかった(うそ)と一瞬後悔いたしましたが、まあこんなものです。利益が目的なのではなく、喜んでいただくのが目的です。「お も て な し (クリステル調)」と(流行語大賞まちがいなし)。
で、気がつけば11月も最終週。師走に入る前になんとか、ということでポロ彦さまをスタッドレスタイアに自分で換装ののち、トクイチオートへとオイル交換に出向いて参りますた。
時間的にあまり余裕はなかったのですが、かといって、拘束道路を往復するだけではつまらない、というわけでまたしても木曽路ルートを選択。こういう忙中閑あり、というのが毎日の生活にはなかなか大切だわい、と気がつく昨今。
平日のR19はそれこそ通称「木曽高速」と呼ばれるだけあって、瞬間的には大台に乗ってしまうくらいな流れ。
高速道路でトラックに拘束されたままイライラするのよりもよほど楽しいし、景色や路上の流れも変化に富んでおります。物流トラックとの間合いを取りながら、赤信号をいかにノンストップでクリアするか、ワザの見せ所、というものです。工夫すると歴代最高燃費レベルが叩き出せます。
塩尻から中津川まで、それこそ通い慣れた道ですが、どっこいそれなりにあらたな発見も毎回あって、楽しいドライブです。
ポロ彦さまも、全体に暖気が済むと落ち着き払って、非常に快調。普段はちょい乗りしかしていないせいで、粗ばかりがめだつのですが、まだまだのれるぢゃん、と。
おそらく最後のオイル交換となることでしょうが、リフトアップの後下部を目視で見て回りますが、別段異常なし。
さすがにアーム類に仕込まれたゴムブッシュなどには疲れが見えるのですが、よくもっている。マフラーもどうってことないし、やはり新車整備の効果は凄まじいです。
工場には最新のGTーRや
どこかでみた、どころぢゃない、乗ったことがたしかある(爆)、こんなクルマも入庫中。いよいよタイア交換なのだそうですが、ブレーキとオイルにもさらに手が入って、より転がるようにしつけられている最中でした。
見たこともないタイアサイズに腰を抜かしていたのですが、さらに腰を抜かすべきはタイアに刻印されている
TREAD WEAR 80 の刻印。
これ、いままで存じなかったのですが、タイアの耐摩耗を示す数字なのだそうです。小さければ小さいほど減り易い、というね。たとえば、コンチネンタルエココンタクトの最新型で通常300弱程度はある。
うちのボクスターがはいているミシュランパイロットスポーツ2でも220なのですが、こいつはなんと80(驚愕)。減ってナンボのタイア、というわけです。ううむ、絶句。
どうです、ほぼ1万キロに一度のタイア交換、ざっと70万円(滝汗)。2600万円の911の最重要パーツなんだから当然の対価である、と言ってみたいものですのう(とほひめ)。