さて、ここまで5泊6日。「農民の家」ぢゃないけど、私にとりましては年に一度のお休みでございますた。
衣類は湯治宿の滞在なだけに洗濯も可能なので、最小限ですし、調理道具や調味料などもたかが知れている。
ボクスターくらいの積載能力があれば、ふとんも、といいたいところですが、満更冗談でもない(まじ)。
シュラフくらいでしたら二人旅でも楽勝ですし、リアトランクだけでもかなりなものです。
おまけに荷物満載だとハンドリングがさらによくなって、特に最高速度域での安定感が段違いによい(完全意味明瞭)。
東北道には意外なほどアップダウンが多く、ブラインドになった超高速の下りなども普通に出てくるのですが、ミッドシップ最強。
4000rpmあたりで流していて、左側車線に前走車との距離が詰まり気味のトラックを発見するや否や、さらに加速、進路を塞がれる前に運転席の横に並んでおく、という芸がいとも簡単にできるのが快感。トルク重視の新オイル充填の効果は大きかったです。キックダウンなしにこれをスムーズにやってのけるのにはワザがいりますが、そのペダルワークがまた楽しいときている。
ブレーキも、それなりの踏力でもって初期タッチを行いますが、そこからがすごい。左足一本で効きを自由自在に操れる世界一のポテンシャルであるといえるでしょう(対価格比)。いうまでもなく、トクイチオートの整備の効果です。
荷物満載で通常よりもフロント果汁が大きいのも効いているか。
高速道路上では、方向指示器を出さずに車線変更を行う個体を無数に目撃しましたが、いつからこんな甘えたマナーがまかり通っているんだろう?とりあえず外出禁止令を命じておきたい昨今。
とまあ、タイクツ極まりない東北道程度を流しただけではこのようなつまらないインプレッションに終始いたしますが、屋根あきでこれ、というのは実際にはかなり楽しい。オトはともかく、空気の遮断には異様なまでに優れるおかげで快適至極。この傾向は速度が上がれば上がるほど、顕著になります。
恐らく真冬でもそれなりの装備をしておけば、確実に楽しめるとみますた!
往復でちょうど1000kmですが、行きも帰りもトイレの御用がなかったおかげで、ごくあたりまえにノンストップのドライブであった、といえば、ボクスターのその快適性がご理解いただけるでしょうか?
長らく続いて参りますた鳴子温泉郷へのひとり旅レポートはここまで。あとは年末に向けてせいぜいお仕事、がんばるといたしましょう。
鳴子にはなんだか雪の季節に再訪しそうなヨカーン(ばかともいう)。
さあて、次はどこいくかな~、って全然、懲りてないし(爆)。