嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

「沈まぬ太陽」を観る

2009-11-11 07:45:37 | こんなの読んでまったがや

001113_001 さて、思い立ったが吉日、とばかり、「沈まぬ太陽」映画版、正規料金で(爆)観て参りました!館内は平日の最終回にもかかわらず、8人も観客がいてびっくり(爆)。さよう、こちらのシネコンでは封切り日翌日あたりでも館内にはほんの2,3人、というのがザラでして、映画館人口は減少いちぢるしいです。

3時間25分に及ぶ超大作、途中に10分間の休憩を挟む、という珍しいほどの超長編映画ですが、このところこのてのニンゲンドラマはフィクション、ノンフィクションを問わず、お目にかかる機会が非常に多く、そこはかとなく展開が見えてしまうあたりは仕方がないか(爆)

冒頭から原作の3部作を一緒くたに織り交ぜながらの怒涛の展開が始まるので、時代のオーバーラップが忙しく、主人公の髪の毛の生え際辺りを頼りに(爆)整理しながら観る努力が必要。原作を読んでいる私としましては、このあたり比較的ラクにこなせました。

アフリカロケに登場してくるランクルも時代考証に忠実で初期型、極最近型までしっかり活躍させている。遺族との補償交渉に出向く際の「やらと(爆)」の紙袋ですとか、現実味にあふれていて臨場感たっぷり。キャスティングは豪華そのもの。TVドラマなどではもろに主演クラスの俳優がほんのちょい役で多数出演しているのも見ものでしょう。

国民航空=ニッコーは徹底的に悪者扱いで、ニッコーサイドからクレームがつくのもむべなるかな。あまりの臨場感にすべてが現実なのでわ、と思わせる説得力に満ちた展開、映像、などなど、3時間25分はあっという間の★★★。それにしてもあの原作をよくぞ映像化した、と!トヨコセンセもこれならば満足っしょ(爆)。

画像は「沈んだ太陽(爆)」。おいまつえんのすぐ裏手からの眺めでございます。河は千曲川。


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