ドーン、靴部屋(爆)の奥から発掘されたトップサイダーのデッキシューズのソール部分でございます。じつに43年もの。
学生時代にアメリカ東部への旅行に出向いた先で、なけなしの100ドルはたいて必死で買ったものですw。当時の日本国内での店頭小売価格が20000円だったのをしっかり覚えております。
43年ものとくればさすがにゴム部分は硬化してしまって、加水分解も始まっておりますけれどw、ほつれなど一切なくコンストラクションはしっかりしてます。まだ履ける感じ。
お手入れはここ数年サボっていて持ち前の厚手のレザーはカラカラに乾いてるのですが、それでもかかとを踏んづけて履いたりしないので、キレーなままです。
特に暑く感じる今年はいっちょ活躍させてやるか、と思い立ちましたので、早速引っ張り出して手持ちのお道具一式でよみがえらせてやることにいたしました。
ソールはこんな感じで使い尽くした感満点です。たぶん、本体に接着されているだけだと思われるので中心部分はべこべこしちゃってるし。
それでも不変のこのスタイルはこの季節には最高。変わりようがない王道スタイルはいまだに楽しめる感じ。なにより履き心地が素晴らしいのです。調べると純正のスペリーソールは入荷がないらしく、ほぼ全ての修理屋でビブラムソールのデッキシューズ用を
装備してくるみたいです。
ちなみに一人前の男子が裸足で履いてよい靴はこれとサンダルだけだと個人的に考えております。抵抗なく常に洗えるからです。そもそも洗えないローファーを裸足で履くなんてもってのほかw。石田さんだけにして〜、と(爆)。
近年のスタイルではくるぶし丈のソックスなどがユニクロでも売られていて、ローファーを裸足履きに見せかけておいて実はソックス履いてる、なんてえのも一般化してますけど見せかけてどうするの?ローファーは裸足で履いたら、その場で全損、と覚えておきましょう。
レストア費用はざっと15000円近辺。じつはこれですと、インドネシア製のトップサイダーが新品で買えちゃうのですが、そこはそれw。あえて40年もののこれを蘇らせてやろう、という試みです。長年の相棒ですからね。
今回はソールの他にレザー製のシューレース(靴紐)も新品にしてやろうかと画策中。
都内の修理屋さんに送ってもいいけど、久々に相談しながらお願いしたいなあ、と計画しているところです。
でも、大切に扱わなくとも、ルールだけ守ればこのテの靴も40年もっちゃうんですよねえ。海に出かけるのに履いていって海水に浸けるのも恒例行事w。だからといってびくともしない耐久性は、やはり虎屋のおもかげなのか(出たよ〜)。
気になって引っ張り出したバイブルにもしっかり掲載されております。
これ、いまだに愛読中でして(うそ〜!)。特にアイビー志向というわけではないですが、いまだに私のベースなのわ間違いありません。
アイビーは王道のスタイルのひとつには違いありませんから、買い物リストの参考にといまだに引っ張り出しては読み耽っております。実際、手元に残している品のお買い物は、この一冊がキッカケになった事例多数w。
なに、ただのミーハーだって?その通りっすw。