梅雨の真っ最中、どっしりと重たい湿気を孕んだ空気の中、エア交換を済ませたうちの僕さまですが、タイア交換がほぼ決定しているのになぜ???と訝りながら発進してみてびっくり。
ひとこと、「軽い」わけです。そのうえ、路面や段差のいなしが格段にマイルド。ドシンバタン、だったものがカタン、コトンに変化しています。しかもこれ、エア圧をコンマ2づつ上げてあります。
ちょうど、タイア交換した直後のあの感じ、といってわからなければ新車の乗り出しに似た感触である、とお伝えしておきましょう。
ううむ、通常は整備終了後、ということでエアの他に電気、油脂類のお手入れとの相乗効果でもって作られるコンディションの体験しかできないのに対して、エアソリューションの中でエアが果たす役割のみ純粋に抽出して味わうことのできた貴重な体験でした!
保管中にタイアの内部に取り込まれた水分が重たいタイアを作り出しているのだそうです。
これこそオイル交換や点検のたびにタイアのエアが交換される理由です。
画像は、このタイアの製造年月。2016年の45週目。ざっと7年落ちのタイアでここまで性能を戻しちゃうのがトクイチオートのエアソリューション。若干オカルトめいてしまいましたけれどw、事実この通りなのでしゃーないっす。
ちなみにこのサービスは、単独で施工することも可能。他の整備はまず置いといて、タイアのエアのみ交換してトクイチの整備の片鱗を知るという使い方が可能です。
最初にエアソリューションにお金を払えば、同一タイア使用中は何度でも無料。
ううむ、まいった!!工場にもどってから、タイアの買い替え、どうしますw?と訊かれたのですが、そりゃそうだ。このパフォーマンスを残していながらエコエコ言ってるこの時代に新品タイアへと交換するだなんて、もったいなさすぎ。
ですが、まあアレです。ご近所ならばともかく、頻繁にこの距離を通えるわけでもなし。レーセイになって考えてみれば、7年もよくもった、というべきでしょう。
タイアゴム自体の硬化(劣化)は如何ともしがたいわけですし、サスペンションの温存のことも考えますと潮時というものでしょう。