嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

いよいよジョンロブのバイリクエスト祭り開催の模様!

2014-04-14 19:15:50 | 履き道楽
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さて、私がコレクション放出に踏み切ったのは、単にいらないものを整理して、さっぱりしたかったから、というのは大ウソで、じつにこのバイリクエスト祭りに向けて資金調達を行うためなのですた(爆)。

全国に棲息する好事家のみなさまのお陰で、このプロジェクトは大成功。最新型のブーツを2足バイリクエスト注文する、という離れ業をやってのけることができたのですが、私の目標はまだまだこんなもんぢゃない(爆)。

消費税10%施行までにラインナップを一新。それまでに一軍の構築を終わらせる(ほんとうか)、というものです(笑劇がはしる)。○○は死ななきゃ治らない、というのはいつの世も不変の(違)事実ですが、全くその通り。

さて、バイリクエストというのは、じつは通年おこなうことが可能で、カタログラインナップに載っていない仕様のものを特別に、ただしエクストラコストさえ払えば注文できる、というもの。その額、定価の30%!

が、この祭り期間中は異様に高額なそいつがなんと無料になる、というわけで、買う気ならまさに狙い時、というわけです。
いまやプレステージクラスの正規店舗定価で20万円をはるかに超えるジョンロブのことですから、見逃せない、ともいえます。

円安が徐々に進んでしまい、このところ現地バイヤーさん経由の並行輸入も旨味が薄れてきているところですし、冷静に考えてみると、たとえ生産国(UK)や、比較的販売価格が抑えられているUSやパリに出向いてみても、店頭で買って、持ち帰れるのはカタログモデルのみなのです。
出向いてみたからといって、自分の欲しいモデルに自分のサイズがあるとも限らず、事前に確認するとしてもそんなの賭けに等しいし、仮にバイリクエストをかましたとすれば2往復する覚悟が必要です。
あっ、べつに関税払う気ならそんな必要もないんですがね。

コレクション初期には、それで良いのですが、ある程度ジョンロブ歴を重ねて参りますと、やはり興味が向くのは主に色や素材の点から、プレステージラインのバイリクエストモデルということになり、そうなると、直輸入をねらって、現地に出向く時間、費用と国内正規店舗定価との差額は非常に小さくなって参ります。

このトップオブザレンジのプレステージラインにはフシギと、フランスのエスプリを感じることができるのですが、ジョンロブのレキシを紐解きますと、納得できる。事実上、エルメスが展開している紳士靴部門、と捉えるのが一番的確か。

このあたりもベルルッティをはじめ、フランス靴を一通り味わったものだけが感じることのできるビミョーなエッセンスがちりばめられていてニクい!高くても買いたい、とそう思わせてくださる、まことにキケンな存在が、このジョンロブパリと呼ばれる一連の製品群の特徴です。

だからといって、国内で調達するか、というとまことにキヨミズジャンプであるといわざるを得ない昨今のジョンロブプロダクツの高騰ぶりは驚くばかり。
ここ20年でほぼ倍に跳ね上がっているのをみるにつけ、ブランディングという演出に踊った、エルメス傘下のこの靴屋。いったいどこまでゆくのでしょうか?

エルメス直送であるといわれる世界一のレザーの品質や、ほかとは比較しようもない英仏連合の見事なデザインバランスにやられた靴ヲタとしては、全く悩ましいところでございます。なんとか10%施行前に国内でバイリクエスト、とは思うんですがねえ~(涙)。

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