画像は、昨日から襲来の寒波による雪雲。八ヶ岳、蓼科山塊がすっぽりと覆われています。おお、さぶ〜!
師走のここへきて、大きなニュースが飛び込んでまいりますた。佐久インターチェンジ目の前、旧ドライブインおぎのや跡地にこの7月グランドオープンした、というショッピングモールの核店舗が5ヶ月で撤退を決めた、というものです。
3年前からスタバができたりして、徐々に店舗を増やしておられましたが、全店舗が揃ったと思ったらこれ。ちょっと聞いたこともない短期間での撤退騒ぎですが、既存の他店舗はさぞかしメーワクがっていることでしょう。
かくいう私は、夏以降の多忙にまみれて完成してたことすら知りゃあしない(爆)。つまり、いったこともない施設です。
慌てて内容を調べてみますと、鹿児島のカツヲ専門店があったり、小布施あたりの牛乳売ってたり、チンプンカンプンな一方、手作りバーガー屋があったりしてなかなか魅力的な構成。問題の核店舗は全国からのこだわり食材の殿堂だというではありませんか。応援する意味でも、よってみることにいたしましょう!
ううむ、年末のここへきて早めの判断はあっぱれですけれど、多分銀行に言われたんだろうなあ〜w。核店舗撤退だと前途多難ですわな〜。
さて、
9月に手元にやってきたROLEX SUBMARINER 114060のインプレッションとまいりましょう。とかいっても、今更ナニを語ると言うのでしょうw?このモデルに関してはそれこそ語り尽くされた感満点でございますが、実際に使い込んだ場合のインプレもまたありか、とw。
114060は、2012年の発表から8年間作られたモデルで、すでに2020のモデルチェンジで次世代型に移行してしまった旧型なわけですが、このあたりはモデルの変遷を研究すると、非常に興味深いものです。
80年近く同一モデルが継続して作られた、というのは奇跡に近いわけで、全体を俯瞰してみますと最近になればなるほどモデル自体が完成形に近づいてきていて、微妙なサイズ変更や仕様変更にとどまっているのが特徴です。ここへきてモデル自体のイメージ
がビミョーに変化している印象。2012以降のモデルは単独で手に取ってみても、前後のモデルと並べて比較しない限り、部外者にはw判別がほぼ不可能なくらいなビミョーな変化だといっても過言ではありません。これは完成度の高さを物語ります。
が、
左端から真ん中への進化。これだけはコンサバそのものだったモデルチェンジの中でも別格のフルチェンジに近いものだったと思います。上の画像をご覧くださいませw。
この画像は以前にも並べたキヲクがございますがw、同社のオフィサルホトwを使用させていただきました。
2001〜2012〜2021〜現在への変遷はこうです。まさにコンサバw。どこがどう、てのは書店やネットに並んでいるロレ本をお読みいただくとしてw、私の114060が真ん中です。ケースが大きくて、インデックス、ベゼルともに太くなっているのが見た目の特徴。
ブレスレットも無垢の医療用ステンレスに変更されて、重みが増しています。左側のクラシックな王道から、右端の現行へのつなぎとしての役割はもちろん、ギア感が強く存在感を感じるのは私だけでしょうか(だけだって)。
実際に使い込んでみたインプレは、「ゴーカ」の一言。これ、インデックスとベゼルの大型化とセラミック化が効いています。重いのもそうかw。
で、これらの変更点すべてがじつはヨットマスターが備えている特徴ともろにかぶるのです。画像はマダム所有のロレジウム様。ぶっといベゼルにデカいインデックス。重々しい無垢のブレスレット、がもたらす印象こそが114060がモデルチェンジで得た印象なのです。
ヨットマスター特有のプラチナづかいのベゼルが浮き彫りになっているあたりはヨットハーバーで、「金持ってんぞ〜(ゲヒンご容赦)、ウラー」といわんばかり(ウソですよ〜)。リリース当時はかなり派手で、買い手を選んだものです。
2012年リリースのサブマリーナがようやく備えたこれらの要素を2000年リリースのヨットマスターがすでに備えていた、ということはやはりヨットマスターは先行、上位モデル。サブマリーナに12年も先んじてブランドの高級路線を走っていたことになります。
ロレックスはこのようなゴージャス路線の伏線をすでに張り巡らしていたのです。
ヨットマスターは現在、画像のプラチナダイヤルは入手不可能となって、市場からは姿を消しました。現行はブルーとグレーのダイヤルとなってしまいますた。ゴーカさならば断然このプラチナダイヤルだと思うんですけどねえw。
というわけで、サブマリーナ114060にビミョーに漂うヨットマスター臭wがこのモデルの一番の特徴である、というのが私のインプレ。いかがでしょうか?
ちなみに昨今言われている、中古品、並行輸入ロレックスの相場下落、というのはまったくのデタラメです。異様に高かったデイトナの白文字盤のみが下げただけで、他は堅調なまま若干の上昇基調のままw。
この先、年末年始はボーナスも転がり込むわけで、いわば需要期。相場も10万円以上は上がります。このままですと本当にあちら側に行っちゃうと思いますよw。