画像は、秋晴れの日本海。そうです、またしても遠征w。とわいえ、午前中の仕事を終えてから3時間の空きを利用してのとんぼ返りドライブですから、あわただしい、っちゃそうですわね(汗)。
クルマ自体の変化を見極めるためです。ここわ集中的に乗り込んでおかないと10年後に後悔します。たぶんw。
街中での30kmh走行での旧ちゃんは、しなやかさに欠けております。19インチの巨大なホイールと薄っぺらいタイアが邪魔をしているのだと思われますが、まあ当然ですわね。
幹線国道の60kmh程度の流れではオープン、クローズドともに快適至極です。特にルーフを開け放ちますとボディのたわみがでて、乗り心地がさらに良くなります。2000rpmを下回ることのないようにエンジン回転に気を遣います。
100kmhの流れではDレンジのスポーツモードで2000rpmですから、眠っているのに等しいです。ギアは6速ですが、速度を少し上げてやると7速にも入ります。2000rpmあたりからのじんわりとしたトルクはCARRERAのみにある名物(トルクが細いともいいます)。
コーン、という後ろから聴こえてくる吸気音を聴きながら流しておりますと、間違ってもオーディオなんかいらないわ、となりますw。
画像にも写っている商品名「ウインドストップ」と呼ぶ防風ツールの効果はすさまじいくらい。
997までは有償の別体パーツ。991から標準装備になったこれは電動格納式なのが萌えポイントです。964時代にオプションとして販売されたのを買って長年使いましたが、機構的にはまったく同じものです。
おそらくネットのアミアミ具合やサイズなどに長年のノウハウが落とし込まれているのでしょう。簡易な構造になって、軽量化もできております。
当時はアルミのパイプに網を張った構造でしたけれど、樹脂とアミに変更されています。
964ではネジの締め方があまいと、超高速で「バタン」と倒れて、暴風に見舞われたこと数知れず(爆)。そのかわり、ボクスターにも装備されている樹脂製のプレートタイプに比較すると非常に効果が高く、風をほぼシャットアウトしてくださるのが特徴です。
991のこれは格納式ですから倒れる可能性もゼロです。スマートなのはボクスタータイプですが、911タイプはツール感満点で、いかにもドイツっぽい。無骨で道具感丸出しなのが萌えポイント(個人の印象です)。
生前の特大痔 徳大寺センセがおっしゃっていたのですが、ロードスターってのは屋根開きがデフォルト。カブリオレは屋根しめがデフォルトである、というのは今更ながらに感じます。
特にこの991世代になってからのカブリオレはホロのデザインが素晴らしく、場合によってはクーペよりもカッコ良いのではないか、と痺れることすうたび(個人の印象です)。
ロードスターとして、風じまいをあえて甘くしてあるのがボクスターだとすれば、この911カブリオレではこのように完全に遮断する方向でいけてるのがミゴトっす。
戻り道では馴染みの峠道を使えるルートをとって、上限の5000rpmまで回してみたのですが、カイカン(薬師丸ひろこフル)w。気をつけていないと一瞬で到達してしまいます。エンジンはこの先、ひたすら上の方まで回りたがっているのが感じられてキケンw。
タイトなワインディングでは登り、下りともに荷重を意識していろいろとやってみるのですが、RRの挙動ってなんかすごい。というか、わかりやすい気が一瞬いたしました。詳細次号w。