画像は、私の母校の藤棚。創立150年を迎えるとのことで、第2次世界大戦の最中でも続けられていたという藤のお花見会、通称「観藤会(かんとうかい)」が、市内のお歴々を集めて賑々しく開催されました。参加人数150名といいますから、ハンパな会ではございません。
その準備担当として駆り出された私でございますが、参加者の中では最も若い部類(爆)。いつまで経ってもペーペーなままでございますw。
そんななか、ずいぶん以前から気になっていたダイニングのイス。座面が落ちてしまって、腰が痛くなるという末期症状です。座面と背面に張られているのが厚手のビニールレザーだったおかげで、購入から50年以上経過してもギリギリまだ現役でしたが、
いよいよレザーが破れ始めるものが出てきて、限界。いろいろと物色していたのですが、新品となると数のこともあって、予算的になかなかw。
旧品を処分するのにも信じられないほどの費用がかかるのが今の世の中。
底面にはこのようにレザーのベルトで補強があるのですが、それらが伸びきってしまって、座面全体が落ちてきています。ただ、イス自体はガタがなく、しっかりしているのが70年代クオリティです。
以前、コロナ禍の改装工事の際にお世話になったクッション制作業者の方の名刺を引っ張り出して相談してみますと、70年代の家具はそれこそ現代のような使い捨てのコンセプトでは作られておらず、一生物といってよいクォリティがあるので、見積もってみやしょうということになりました。
さらに
正面玄関に置かれている、IDEEのソファ。20年前にヤフオクで買ったものですw。IDEEは、バブル期に流行った、カフェバーなんかで鳴らしたクラシックファニチャーブランド。つい最近、MUJIが買収したそうですが、意欲的なまま国産ブランドならではのクヲリティを維持しておられますw。
が、
誰とはいいませんけれどw、鋭利な爪のようなものでひっかかれた痕跡が(涙)。修復してみたり、なにか上に敷いたり、ってのをやるとさらにみすぼらしくなるパターンですねw。それに生地自体がだいぶ日焼けしております。そりゃそうだ。
これも迷わず張り替えが望ましいか。費用次第ですけれどもw。
というわけで、カタログと首っぴきで素材選びに余念がございませんが、これがまた楽しくてねえw。
カタログ自体が非常によくできていることもあって、迷う迷う。大きめなサンプルを取り寄せて雰囲気を知ろうとするのですが、これは沼でございます。
おおっ、これわっ、ってのがあって、値段を見ると通常ラインの6倍だったりするのは世の常(爆)。
こんなクラシックなパターンもあったりしてワクワクいたしますw。
当ホテルのダイニング、というか食堂(爆)はどちらかといえば「枯れ」系の色合いですから、くすんだ色合いの、周辺から浮きにくい色調でまとめたいものよのう、と日々、研究しております。ファッション雑誌やインテリア雑誌のコーディネイトなども参考になります。
ピンタレストなども絶好。世界中からサンプルを集められる昨今、すばらしい選択の幅です。
現在、見積もり中ですから、完成は2、3ヶ月後くらいでしょうか?
夏から秋にかけての繁忙期に間に合うように調整しつつ、進めて参ります。みなさま、当ホテルは6月いっぱいは満室となっておりますが、7月以降はまだ空きがございます。ご予約、お待ちしております。