96年にリリースされた先代ボクスター、通称986はハピョーからはほぼ10年にわたって連綿と改良がなされてアガリとなっております。リリースした各イヤーモデルのダメがきて、いよいよクレームか、となってからようやく対策を始める、というポルシェの伝統通り(脱力)の熟成パターン。
熟成にはトヨタの5倍は時間かかってる。なにノンビリやってんだ~(怒り心頭)、てなもんですが、そいうものらしいです。
クルマを買うのにはタイミングが必要っす。そりゃ、その時々の新車をポンと、などというウラヤマシイ境遇の方々も多数お見受けいたしますが、まあそれぞれ。で、僕の場合には986→987→987の低走行、初回車検のよさげな個体が市場に流出してくる(希望的観測にすぎません)、というそのタイミングにあった、というわけでございます。
987は2009モデルからATにPDK(=VW,AUDIでいうDSG)を採用しておりますが、これがまたロジックをポルシェ流にやったおかげで熟成に時間かかる、と(脱力)。VWなみにマトモな制御のPDKが997からボクスターまで降りてくるのは、早くてたぶん2011~12モデルがよいところ。つまりはここで987の前期最終型、すなわちTIP-S最終、あのマスク最終、2・7最終、と最終づくしを敢行しておいて、次(ボクスターPDK熟成バージョン)に備えよう、とそんな作戦でございます。え、なに997は視野に入ってないのか、って?・・・カッコがイマイチ~(ゼータクを逝ってみる)
ま、ここまでさんざポルシェの初物買いをやらかして酷い目にあってきたわけで、今回のこれはせめてもの抵抗というわけでございますが、内実、すなわち実体はどうなのか~、興味津々。納車は今度の日曜日!どうする~>自分(爆)!
画像は超高額オプション(さすがポルシェ)のバイキセノン点灯!の図。ううむ、ウレピー(死語か)。