さて、画像は私のサブマリーナ114060。第8世代にあたる後継モデルがデビューして旧型になってからはや3年。この114060のリリースからは11年が経過しているわけですが、年表のように俯瞰して眺めてみますと、歴代サブの中でももっともイカついモデルです。
おもにラグと呼ばれるベルトの取り付け部分の造りからくるものですが、通称ザブトンと呼ばれるくらいにスクエアに削られたモノブロックのオイスターケースの造形が良くも悪くも個性的です。
124060と呼ばれる後継モデルではこの部分はおとなしくスマートに削られてしまっており、ギヤ感というか、道具ぽさが薄れている印象。先々代の14060のケースの造形にそっくりなのに戻しちゃったのです。ハンセーした、ともいえるかもしれませんが、とにかくこの114060の中では光るパーツ。
後継モデル、つまり現行の最新型ではリリースの時にケース幅が1mm大きくなった、といって全世界が騒然となった(ロレックスサブマリーナのケース径とくればそれくらいのインパクトです)わけですが、じつはこの114060の方がデカく見えるのはユーザー間では周知の事実。無骨のひとこと、というわけです。
今後もその辺りをじっくりと味わいたいもの。全体的にセラミックベゼルや極太インデックスなどと相まってアクが強い、という印象。シーンや服装に気をつけないと、トケーだけが独り歩きしちゃうサイアクのパターンとなりますw。
その観点からもこの114060は使いこなし甲斐があるというものです。が、はっきりいって難易度高しw。そういうモデルを手に入れてからちょうど1年が経過したところで浮上したのが、今回のラバーベルト計画なのでしたw。
ところでロレックスはここへきてものすごい値上げの嵐w。円安なのもあるけれど、どうやらブランドそのものの方向性を実用時計一辺倒から、ラグジャリーな方向に向かわせたい模様。超人気で世界的に品薄となっているのはまさにチャンス。
どんなヘンテコなモデルでも希少で入手困難というのはある意味強いw。
貴金属モデルの拡充もそうですが、ステンレスモデルでも日本円で定価100万円を切るモデルは早い時期になくそうとしているのではないか、という印象です。
そんな中
へへ、これ新型のサブマリーナか、と思われたそこのあなた、ブブーw。なんと、ヨットマスター42のホワイトゴールドモデルでございます。ううむ、ついにきたか、と。
今までありそうでなかったサブの上級モデルとしてのヨットマスターの究極。ヨットマスターはどちらかといえば貴金属多用のハデハデなバブリーシリーズだったのですが、こいつぁーどこまでもさりげない仕上がり。ステンレスに見せておいてその実WG製であるあたりがヨットマスターです。
あったらいいな、の代表格。ギラギラしてないもんね、これw。
市場にもまず並ぶことはなく、あっても定価が400弱、中古品の実勢価格450強なところへこの気品ですからまあ超人気のはずで、まさに手に入らない、雲上モデル。
というわけで
サブマリーナにラバーベルトを装着して対抗することにいたしました(対抗してどうすんの)。画像は、デイト付きの別モデルにラバーを巻いた、の図。参考画像ですが、無骨な114060の印象が若干控えめでシャープな印象になるか、と。
ぶっといメタルブレスのままでは、とにかく目立つのですw。
へへ、今まではサブにゴムベルト巻いてみたところで、ただの自己満モディファイにすぎなかったのですが、今後はヨットマスターのニューモデルが示している通り、マリーンスポーツではゴムベルトが「あり」だという文法が製造元から示されてるのです(そうか)。
早速、スイス製だというベルトを取り寄せてつけてみることになりました。ちなみに、サブマリーナとヨットマスターのラグ幅は同じ20mm。互換性あり!
いっそ、オイスターフレックスと呼ばれるヨットマスター純正の「ホンモノの」ゴムベルトを取り寄せちゃえばいんぢゃね、と考えた私がアサハカですたw。
これやるには当然、400超のヨットマスターの同一モデルを実際に所有していないと注文不可。さらに所有者によればベルト上下の片側だけで一本75000円ほどだそうです、ハイ〜w。マネするのにもきっちり限度があるってわけっすね〜(汗)。
ちなみに長野県には海はありまっシェーン(どっしゃーん)。