東北道の3車線区間は宇都宮の北まで。そこから先はおなじみの2車線区間が延々続くわけですが、物流トラックが多すぎる関係で、コツをつかまないとペースを保てません。
前走のトラックとの車間距離が詰まり気味のやつは、早晩追い越し車線にころがり出てきます。で、リストリクターの関係で追い越しにはほぼ1kmを要しますから、これにいかに引っかからないように流すか。
その辺りを集中的に攻めておりますと退屈いたしません(そうくるか)。
仙台の北、約60kmのところにある古川ICまではジャスト4時間で到達。そこからR47という国道で30分ほどのドライブでしたが、フロントに重量物を搭載しているおかげか、乗り心地が素晴らしく快適で全くたまげます。
ざっと鳴子の温泉街を流してみましたが、泉質で有名なお宿が軒を連ねておられます。温泉をたのみなさまのブログでさんざん取り上げられているわけで、こちらも知った気になっておりますが、なにただのお風呂でございます(爆)。
駅前の喫茶店に立ち寄って、ママさんと温泉話をするうちに、ここだけはおさえておきなさい、というスポットをうかがうことができました。
お宿のいさぜんは東鳴子温泉郷。鳴子からは徒歩15分のところにあります。買い出しにつかえそうなスーパーは鳴子に一軒のみ、という条件でしたから、鳴子には日参しておりましたが、その都度立ち寄ったお風呂がこちら
いかにもやる気がなさそうな外観と接客で拍子抜けいたしますのと、まんま病院みたいなインテリアでくじけそうになりますが、どっこい、そんなものに惑わされているようぢゃ、本物は味わえません、の見本。
薬湯と呼ばれる一見単純泉に見える無色透明のここオリジナルの源泉は全国各地から信者を集める名泉なのだそうな。
週末には大行列ができて3時間待ちがザラ、とな。
つかってみれば、浴後2時間ほどは体中がポカポカと暖まったままで、驚くばかり。発汗もすさまじい。
すごいぞ、ときかされていた「いさぜん」のお風呂も、ごく普通の家庭風呂に思えちゃう。
泉質重視だ、とかいってイバっていた私ですが(爆)、まだまだ甘っちょろかった模様。温泉は見た目ではありませんな。