黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

佐賀北は本当に優勝してしまった。

2007-08-23 09:45:44 | Weblog
夏期講習会は、このあたりが一番しんどいところ。先生たちは疲れが…。でも、ここからは一気にゴールまで。生徒諸君は体力気力ともに十分のハズ。中ダルミせんように。
久々に野洲教室へ。中1と中2の社会科を担当しました。おとなしい生徒で、ついつい自慢のギャグも湿りがち。が、奮起しました。フルパワーで。生徒は「なんや?このオジサン」と思ったかもしれない。
いきなり雷雨。どんどん秋になりますよ。
甲子園。佐賀北高校は「爽やかに去っていきます。大健闘でしたねぇ」というストーリーを覚悟していたのに、満塁ホームランで優勝しました。特待生ゼロ、年間の部活動予算60万円の田舎県の公立。よくぞ!守備がよかった。それと、甲子園に出てから伸びたのだろう。膳所高校の野球部OBの話では「目立ってないけど、1塁手がうまかった。それと、足の速い選手がたくさんいた」と。うむ。そうだったのか。
佐賀北高校の優勝は、モヤモヤした特待生問題への模範解答になりました。一番喜んだのは高野連のオジサン役員達かもしれんなあ。
この高校は地元の佐賀大学を中心に国公立大学へ80~90人が合格しております。かっちりした進学校。何でも成績がよけりゃあ名門というわけではないですよ。が、こういう普通科の進学校が甲子園で活躍するのは非常によろしい。私立校で甲子園でも強いけど大学受験にも強いというところはありますよ。でも、そういうところは生徒を2分割していて、野球専用と受験専用。高校は「文武両道」でも生徒一人一人は「文武どちらか一方だけ」なんです。
甲子園関連のマスコミでは「進学校」という単語は禁句らしい。けど、進学校の野球部が大活躍してくれるのは、青春としては良いモデルですよね。今回も山口県・岩国高校、愛媛県・今治西高校が頑張りました。次は、滋賀県の県立高校も頑張りますよ、きっと。
今日から教育関係の全国大会に参加するために上京。会場は埼玉県。まだ暑いかもしれないなぁ。
写真は「理社マル」の会場・光泉高校の講義室からの眺望。湖西の山並みが見えて、見事な景色です。若く明るい歌声に~。青い山脈!

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