黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

最先端AI教育システム『atama+』は、鉛筆とノートと『マカベ・プラス』だった。

2020-01-05 09:37:11 | Weblog

【冬の読書レポート】ディヴィッド・ピリング著,『日本 喪失と再起の物語』。
予定よりも遅れております。早く読まねば。
いい本だとは思うけれども…東日本大震災の被災地に滞在しての取材、日本文化への理解などは大したものですよ。しかし!
ところどころに「日本には良い点数をあげるから喜びなさい」という欧米白人の優越意識を感じて、そこは不快。あなた方は世界中を採点する審判員の立場じゃないからね。未開野蛮な原住民を観察して「まぁ、なかなかよくやってはいるが、まだまだ本当の自由や民主主義を知らないのだなあ」と採点しているようなスタンスが、ちらちらと見える点がある。欧米流の自由と民主主義の実情は、アメリカのトランプ政権…メチャクチャなことを言う大統領だが、あの人をアメリカ国民が選挙で選んだのですよね…と、イギリスのEU脱退バタバタ劇場などなど、そんなに高得点でもなかろう。日本、いい線いってると思いますけど。
アジア黄色人種のひねくれた感性かなぁ。いや、本としては非常に面白いし、真面目に取材していると思いますよ。ともかく早く読み切らねば、次の本の予定が。図書館の本もドサッと借りていて、やがて返却期限が来ます。光陰矢の如し。
おうみ進学プラザの冬期講習会は終盤へ。
短いながら濃度の濃い講習会になっています。生徒たち、よくやっている。
特に、記述力が伸びています。満点ではないにしても、「記述式の問題か。もうアカンわ」という姿勢は無い。喰いついて行きます。そこはすごい成長だなと。
『atama+』の先行導入も。まったく新しい最先端のシステムだから、珍しさもあります。その一方では「慣れてないから」という面も。
慣れるのと飽きるのはコインの表と裏。慣れて、そこから学力向上へともっていくのが先生たちの…つまり人間の…頑張りどころです。冬期講習会の期間の経験をもとにして、最も効果がある運用ノウハウを編み出しますよ。おうみ進学プラザのフロンティア。
そうなると、おうみ進学プラザの先生たちは開拓者。草刈正雄の意気と根性と魂で!
*ここは私、NHK朝ドラ「なつぞら」を思い出しております。
【ここで『atama+』先行教室レポート】
栗東教室の『atama+』を見学しました。
1,ものすごく真剣。生徒たちが黙々と取り組んでいます。こんなに真剣に…と驚く私。
2,タブレット端末で勉強するのに、ものすごい量のノート作業。そして、鉛筆で!
3,真壁先生が進行状況を見守って、時々声をかけます。ここが肝腎で、つまり、
『atama+』は『マカベ・プラス』なのですね。
4,指導の後で女子生徒1名が「やっとわかったー♪」と嬉しそうでした。
写真は『atama+』の指導風景。
河合塾マナビスの受講室は、センター試験が接近して緊張感。
男子高校生が山塚先生に相談を。あれは相談なのか、グチなのか…とにかく学校のことや友人のことなどを話していまして、これがまた次々と内容が飛ぶ。それを聞いて優しく受け止める山塚先生。これもマナビスのスタッフの仕事ではあります。男子高校生、その後はシャキッと受講開始。こうして青春は進む。
ラストは冬期講習会。ゴール前です。
さて、県立中学受験クラス「県中エクスプレス」、こちらもゴール目前。私も追加で実施する最終回模擬考査へ出動します。初めての受験ですが、リラックスしてくださいよ。


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