黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

現代日本携帯電話屋の観察と研究。

2020-01-29 18:12:38 | Weblog

携帯電話屋へ再出撃。
前回、「4時間お待ちいただきます。ここでお待ちになりますか?お買い物に行かれてもかまいませんが」…オジサン、4時間も待ちません。オジサンはお買い物にも行きません。予約して、2度目の挑戦でした。以下、携帯電話屋の観察と研究です。
1,午前10時から開店らしく、玄関の前で待つ人が多数。入れてくれません。
2,10時に開店。大丸、高島屋、三越のように美人が整列して「おはようございます。いらっしゃいませー♪」
ということはなく、軽め系の兄ちゃんが待ち構える。ややっ。この男が担当者か。
幸い美女が担当してくれました。全日空か日航かという凛々しい制服姿です。
ずっと昔に契約していた家族割引の一部を解約するのですが、
「ここで今すぐに解約されますと、違約金がかかります」
「このまま6か月延長なさいますと…電卓をカタコト…これだけお得になりますよ。当分はこのままにしておいて、6か月後に解約なさっては」
「今のコースだと割高になっている月があります。別のプランに変更していただく方がお得になります」
などなど。
全て拒否!
しかし、担当してくれた美女の対応は良かったのです。好印象。
ただし、こういう説明やテクニックは、おそらく社員研修でタタキ込まれたのだろうなあ。ロープレ(正式にはロール・プレーイング)という安っぽい研修が流行して、それでこういう安っぽい方向の顧客対応が日本中に広がったのじゃないか。何も伝わらない。にじみ出てくる優しさ、親切、誠意が感じられません。
うちの会社でもロープレというのを、特に河合塾マナビス部門ではやっているらしい。あれ、東京のマナビス偉い人団から伝来したのかなあ。
*role playing   role=役割、役目、任務。
山口先生や前川先生たちベテラン組によれば、説明手順や入会手続き、指導に必要な生徒情報の聞き取りなどなど、まずはロープレで学び取ってもらうことが重要だそうです。それもそうだ。適当な会話、雑談では「生徒の志望校と現在の学力、得意科目や苦手科目、部活動のようす、塾に来る交通手段」など大事なことが分からないですから。
ただ、携帯電話屋スタッフの場合、契約の解除や削減は回避しよう、なんとか契約の金額を引き上げよう、そういう研修をロープレで徹底的に教え込まれているのじゃなかろうか。優しそうな丁寧な人なのに、「お客様のケースでは、このまま延長する方がお得ですよ」と…うむむ、そうかもしれんが…。
そういう点で、おうみ進学プラザも説明の仕方など考えないといけない。ベテランの説明技術だけに注目しないで、生徒を受け止める姿勢、指導、アドバイスの部分を見習って欲しいと思います。
携帯電話屋の用事が終わって、軽やかな気分で図書館へ。
好きな作家の本を3冊も借りることができました。あとはテキトーなエッセイ系の本を2冊。意気揚々と自転車で帰るオジサンの姿でした。
その後は銀行へ。ハンコのことで私がミスしていたので、やり直しに。あまり叱られませんでした。すみませんでした。
次に本社事務センターへ。月末が迫っていて、事務部門は書類の山と格闘中です。ものすごい量です。私は来年度用のオリジナルテキストに組み込むページを用意しました。
最先端AIの『atama+』ばっかりに活躍されるのは…。クラシック部門担当者の私、頑張るぞ。まあ演歌歌手のようなrole(役目)かなあ。でも、ここは気合で。
写真は県立中学受験クラス「県中エクスプレス」の樋口先生と西村先生。
春の発車が近い。
PR動画の撮影風景など、おうみ進学プラザの近況です。
このときに撮影した動画、久末先生の早わざで早くもホームページに掲載されています。
広報チームの真壁キャプテン、寺嶌先生、久末先生、よい動画ができましたね。
こんなに立派な作品になるのならば、私も出演希望。通行人Aなどの役でもいいです。
出演者の加野先生と佐伯先生、お見事。佐伯先生は撮影中もリラックスした表情。
「緊張します」と言っていた加野先生、堂々たる余裕のコメントですよ。


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