King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

雨の公園と草刈

2005年09月06日 23時15分11秒 | ジョギング
カトリーナ級の14号が九州を襲っている最中、
私はいつもの公園を3往復しました。概ね20Kです。
涼しかったので、とても快調に走れました。この前
20Kをやったのは、7月です。あの時は2週続けて
走りましたが、最初が2時間、次の週が1時間55分です。
今日は全部のラップが20分を切る1時間50分です。
やはり暑さが大分関係しているのです。前は、何も
しなくても汗がでるような過酷な状況でした。

今回は雨が降っていると言っても、そんな強くなく
霧雨のような軽いものです。それでも帽子とランニングベスト
を着用しました。帽子の庇からは絶えず水が線のように流れ
サングラスには細かい雨粒がつきます。雨の日にはサングラス
が必携です。もちろんレンズは素どうしでいいのですが。
2時間も走っていると走っている間に何か考えるテーマが
必要になります。前は音楽を聞いたり、ラジオを鳴らしたり
したのですが、やはり何かを考えられるようにした方が
集中できます。今回のテーマは、台風です。カトリーナが
上陸したルイジアナでは、55人が死亡しさらに増える状況、
そして一週間たった今も食糧不足や水不足が続いていると
いう悲惨な状況となっている。今回の14号が襲った九州では
4人死亡15人が行方不明。避難している公民館の人達は数人で
その様子はお年寄りの寄り合いみたいです。そんなまったり
した風景とは裏腹にアメリカでは、銃声が響き州兵と武装した
暴徒とが銃撃戦をするというニュース映像。この差はなんなのか。

ショッピングセンターが襲われ略奪が起きたとか、避難所は
武装したものが占拠して暴行や略奪が起きているといいます。
最初は、アメリカだからこうなると言っていた解説者なども
政府の対応がまずいとか初動が遅いとか言っていましたが、
どうやらブッシュの政治手法とか政府の予算が戦争に使われて
貧しい人達に使われていないからという政府を批判する声が上がって
いるという報道に変わってきました。私は、アメリカという国は
弱者のためのシステムが完璧でないのだと思いました。個人を
尊重しその自由を保障していますから、当然逃げる手段のある人は
生き延び、避難することもできたのです。ですが、そういった
手段や普段生きるのに四苦八苦の人達は、とどまるしかなくそして
自然と力のあるものがあるものを支配するという自然の弱肉強食の
世界が現れたのです。日本の場合、ご近所のお年寄りの一人暮らしや
年寄りのネットワークとか町内会とか生活弱者をカバーするネット
ワークがあり、弱者だけ取り残されるということがないのではと
考えました。しかし、それは今現在の話で、日本も負け組み勝ち組
といわれるような貧富の差の拡大が予想され、人口減社会が訪れると
外国人も多く移住してきて、アメリカと同じような状況に近づくので
はないでしょうか。
それと選挙などのこととあわせて考えながら走りました。

午後からは草刈をしました。今年は3度目の草取りです。今回は
刈り払い機で一気にやることにしました。これは服や顔などが
汚れますが、短時間で楽に処理できます。それにたまにやれば
楽しいです。今年は草が元気がいいように感じます。一旦やって
もすぐにまた生えてくるのです。これは温暖化とか遺伝子組み換え
とかそういった環境の変化の変化の一端ではないでしょうか。
コメント
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