King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

選挙後

2005年09月09日 23時03分51秒 | 日々のこと
もうすでに自民党の優勢が伝えられて、
過半数も占めようかという勢いだと何度も新聞に
でています。株式市場は、まさかの反騰で年初来
高値を更新。つまり選挙前は高いという状況を整えました。
結果が予想通り自民の圧勝であれば、売られて大幅安か、
はたまた景気回復が加速するとして上がるのかまったく予測
できません。自民圧勝がある程度予測できて、それでの上げが
今日の大幅高になったのか、それともこれはやはり来週の下げに
備えるためのものなのか。私の予想は、やはり過熱感が強いので、
これ以上買えないのではないかと言う感じです。

ただし、ひとつだけもう今までと違うという印象を持ったのは
銀行が中小企業にも金をどんどん貸し出したという事実です。
今までは、貸しはがしとか貸し渋りとかその為につぶれる企業もでて
社会現象化しましたが、いまや生き残った企業には金を貸すというのが、
スタンスのようです。各社が住宅ローンなどの個人ローンや個人預金に
力を入れていた時代から、新たな設備投資に向けて融資を開始したという
のは完全に不良債権脱却から新たな投資の時代に入ったと見ていいで
しょう。すると、今後年金や郵貯資金も株式相場やデリバティブ相場に
流れるという事を予測して更なる金融時代に突入すると見て新たな投資
時代と株式市場の果たす役目がクローズアップされるのではと思います。
とりあえず、株式の配当や株式分割など利益分配率が改めて見直されて
個人の資金も株に今後多く向かうようになると感じます。

それから派生する新たな消費が今後の景気を左右します。年金や医療改革
といった果たすべき課題と新たな消費と景気の拡大が鍵です。
多くの人が選挙に行き多くの人が政治に関心を持つ事を期待します。
コメント
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