King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

予想はずれ

2005年09月08日 23時05分12秒 | 日々のこと
今日の株式相場は、後場大きく下げました。
もとより選挙までの株高と言う予想を立てる人が
大半で、本来選挙は株を休む傾向があり、今は
一本調子で上げてきました。それも外国人の投資
によるものです。まさに景気の踊り場を脱して、
デフレ脱却が間近という感じです。

元々日本のあまった金が、銀行により日本の国債買いに
費やされず、本来あるはずの年金資金や郵便貯金の資金などが
市場にでてくれば、バブルの時に様な株高もありえます。
巨額の国債買いが続けられるのも日本の高い金融資産のおかげです。
高い貯蓄率と国民性により、稼いでも使わないので、なかなか
消費に結びつかずそれでデフレがなかなか脱却できないとも
言われています。
しかし、資金需要や消費はいくらでも創設できます。指導的立場の
人達が、今までのような公共事業による資本の分配しか考えつかず
今の世の中にあった公共投資と市場の育成を怠っただけです。
こういう改革をやる場合、それをやっても自分にお金の取り分を
留保しつつ、支持基盤を築くという事ができないと手を出せないのです。
ですから既存政党に財政再建や日本再生などできないのです。おばかなことに
今生まれた新党は、今までの既得権を守ってきた抵抗勢力です。
市民派の選挙で生まれた新しいタイプ知事の田中氏もその新党で
党首を務めています。これで、馬脚を現した形になりました。

選挙前にまだ一日相場があります。週明けからづっと下げ相場になるので
しょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする