King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ままならぬものと葛の花

2005年09月14日 23時57分10秒 | ジョギング
今日もまったく弱まらぬ残暑に日本列島は焼かれていました。
ニュースは連日、圧勝した自民党に恐れおののく記事ばかり。
なんとマスコミはおろかなことか。週刊誌は、女刺客候補を
面白おかしく書き立て、テレビにもそんな初当選の彼女たちを
スターのようにスタジオに呼びつけインタビューしています。
そして人々の恐怖を煽るかのように、消費税が上がるとか
年金が改悪されるとしきりに繰り返すのです。小泉が圧勝して
買いやまぬ外国人投資家を見てついに株の新時代が来るという
アナリストも出てきました。確かに、今まで低位におかれている株
とか絶好調なのに買われていない株があり、配当性向や内部留保の
高い株はたくさんあり、ここのところのTOBばやりで、その有効な
対策として株主還元がなされています。つまり配当が今までに
ない高値を実施している会社が見受けられます。株の持ち合いや
系列がなくなり、確かに狙われる株も出ています。個人としては
どう動くのか、何を資産としていくべきか難しいところです。

日本がデフレにあえいでいる時に、アメリカは何をして来たでしょうか。
アフガニスタンやイラクで戦争をしてきました。そして、テロと戦うと
して自らの政府の支持率も集め、原油だかというインフレ誘導とも見られる
事態にもなっています。まもなく石油から燃料電池の時代が訪れるでしょう。
そんな時代にシフトする前に、石油にできる事をさせているように
見えます。カトリーナはそんなアメリカの正体を垣間見せる自然現象で
ありましたが、ブッシュは少しもへこんだようには見えません。どうせ
イランにはいつ撤退を決めるかという時期に来ていますし、別に空爆が
できれば、イラクでなくてもコンゴでもザイールでもどこでもいいのです。
日本もアメリカ的になるといいつつも日本の場合、黒人はいませんし、
いるのはお年寄りばかりです。2007年以降は、大量退職時代を向かえ
働かぬお年寄りであふれます。まあ借金を返すのも無理というものでしょう。

日本の指導者は、この困難な未来をどう対処していくのでしょうか。

今日のジョギングは、いつもの公園を2往復しました。最初から2往復と
決めていましたから、もっと快調にすすめられるはずでした。しかし、
今日は朝飯をしっかり食べ、やはりおなかが重たい状態で走りました。
この公園は、色々花が植えられています。夏は、くちなしのいい香りと
ねむの木が香っていました。今は、むっとするくらいくずの花が匂い
ます。夜のジョギングどうは、夏はオシロイバナとポプラの木の香りです。
ポプラの木はなぜか官能的なイメージがあります。オシロイバナは
人工的な安おしろいの匂いです。これは色っぽさも何もありません。
ジョギング中元気付けになる匂いもあるのですが、それより印象に
残るのは、ジョギング中に嗅ぐ雨上がりの匂いです。これはジョギング
のにおいでもあり、ランナーの匂いでもあります。

今日は、昨日ほどの暑さはなく、陽の当たる区域でも、走る風で
背中がぞくっとする時もありました。もうまもなくランニングでは
走れません。
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