King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ファイナル第1戦

2007年06月09日 23時47分55秒 | バスケ
ついにはじまりました。

今朝新聞で結果は見てしまったものの、いつもの公園を
走り、ビデオを見ました。
今日は、午前中より雨が降り出し、現地で雨の止むのを待ち
お昼頃上がってから走り出しました。
不思議なことに、雨が止むとそれまでまばらだった駐車場も
どんどんと車が入ってきました。

涼しかったせいか、あまり疲れもせず、かといってもう1往復という
気力も湧かず終了。結局今週の3往復はなしということになり
そうです。
帰ってビデオ鑑賞は、華やかな選手紹介からあり、これはと
思いましたが、やはり途中の端折りがあり最初に出鼻をくじく
スパーズの5点差を保つリードが、一旦はキャブスに追いつかれる
のですが、この肝心のどうやって追いついたのかがカットされて
います。そして、また引き離されて5点差くらいのリードでスパーズ
の前半リードが決まります。

たとえ5点ですが、これはかなり重く、特になぜか第3Qはキャブスの
お約束で、力を抜くのでそれを見逃すはずもなく、スパーズは
控えメンバーで効率よく得点して行きます。それも、ダンカンを
休ませて、ジノビリ等で相手を放す事ができ、前半まったくいいところ
がないレブロンも後半も不調のまま、インサイドに鋭く切れ込む
力もなくしています。

キャブスへの守り方は、ピストンズが行ったのと同じでインサイドを
とにかく守るというもので、ドライブもワンノンワンも直ぐに中にディフェンスを
集めて、2.3人で固めてしまうというものです。
それも徹底して早い段階から塞いだことにより、レブロンも90度から
切れ込めず、ショルダーやワイドオープンから攻撃しようとしますが、
まずこれが失敗の発端でした。ギブソンや外からの得意の3を打つ選手は
いますが、その前に中はだめだという意識を全員が持ってしまった
ことと、レブロンも中に入るのをためらってパスでインサイドを回避し
攻め手を躊躇したことで、相手のプレス気味の守りからのファースト
ブレイクを許してしまいました。これが、結局前半のリードを守った
要因でしょう。

私はスパーズの守り方は、ジノビリ、パーカーを止めることだと思います。
そうすれば、後はインサイドでダンカンがワンノンワンを仕掛けてくる
だけですから、ダンカンに的を絞ってファウルトラブルを誘うとかパターン
があると思います。ダンカンもフリースローは得意でないので、ファウル
して止めるというチームもありました。私はそんな多彩なパターンも
スピードもないので、早めのダブルチームとファウルを出ているメンバーで
組み合わせて行けばいいと思います。

キャブスは、相手のワンパターンの攻めにまんまと乗っていて、
レブロンの不調でチーム全体もリズムもなく、下手をすると後に
響きそうな負け方です。それにフレグラントファウルなどもでて
そんな熱い展開の状態でもないのに、後に残りそうなものを
感じました。ああいうファウルは、プロらしくないですね。腰を捉まえる
だけでいいのに首やユニフォームに手をかけて転がすのは悪質
です。ぶつかり合ってようやく止めているという激しい当たりあいの
応酬があり、笛もそれを考慮して吹かれているという高レベルな
ディフェンスの応酬を望みたいものです。

レブロンが調子出さなきゃかなり弱いというのも下手すりゃこの
まま、4勝1敗で負けてしまうようなそんなあっさりと負けを認めた
負け方でした。バレジャオとイルゴースカスが出ている時に、どちらか
ハイポストでディフェンスを前に出した上で、レブロンがスクリーンから
切れ込んだり、0度に空を作ってフラッシュであわせるなどオーソドックス
な崩し方でいいと思います。とにかくダンカンとかを誘い出すことです。
どちらのチームも攻め手に変化がなく、退屈な展開でしたが、
ポポビッチは、予定通りという表情でしたね。レブロンがんばれ。
コメント
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