King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

晴れ間と不調

2007年06月11日 23時07分06秒 | ジョギング
昨日の日曜日は、久々の休養日で走りませんでした。
雨も降り、週二日の休み日にはうってつけでしょう。
さて、休み明けの今日は日も差し暑い日になりました。
午後遅くになり走りに出かけました。
午前中は、連絡待ちや連絡のためにつぶれ、お昼から
リフォームの打ち合わせや現場見学会をしました。

先日のNHKの放送で、日本の木材がなぜだめなのか、
なぜ使われないのかという特集をされていましたが、
現場の声を聞くと、それは一方的な放送だったと思われます。
現在、国内産の無垢材しか使わない業者も現存しており、
国内材が安いけれど使われないという原因として、乾燥が
十分にされておらず、狂いの元となっていることや乾燥の設備すら
ないという遅れた産業態勢にあるという報道でしたが、そもそも
そんな機械乾燥の木材など昔から使っていないのが国内の
大工です。

つまり、大工は山地から木を仕入れ、それらは自然に乾燥を
され、良質なものは葉をつけたまま伐採放置され葉から乾燥を
するという方式で、十分水分を抜かれます。ただ水分が抜ければ
いいというものでなく、木は柱となってからまた水分を吸収もします。
自然の呼吸をする木が長く建つ家になるといいます。
ところが、放送では外材は現地で機械乾燥され狂いもなく
安価なのに、同じ値段の国内産は水分含有量が高く、プレカット
した物は狂って使い物にならないといいます。さらに、生乾きの
真っ直ぐの木は柱となってから乾燥して反ったり裂けたりします。

そんな話は、元から大工は知っており、元から自然乾燥の
国内産しか使わないという業者が本来の姿であり、放送はなにか
恣意的なものを感じます。私も国内材木業者が貧弱な設備しか
持たず、山をいたずらに荒廃させているという放送内容には疑問を
持ちました。産地と業者の関係は、昨日今日始まったものではない
はずです。でも地元にそんなものを一笑に付す業者がいて、いまも
国内産材木の無垢材で家を作る続けている事実に触れうれしく
思いました。

ひとつ疑問に思ったのは、フローリングなど木の家のよさを再認識して
木の家をテーマにする業者も増えているのに、使われている木が
修正材や張物ばかりなことと、せっかく無垢材の家を建てているのに
基礎は、モルタル鉄筋だったりということです。木の家自体は無垢なら
100年はもつといいます。しかし、基礎のモルタルは50年ほどでくずれて
しまいます。昔のように自然石などの上に建てれば欧米並みの高耐久の
家が建ちます。まず、100年以上もつ家を基本としなければ、中古
市場も育たず、日本の国内消費も消えかかる日がきます。

そんな感想を持ちつつ、夕方走りに行きましたが、最初の1往復目は
まあまあ走り終えましたが、その終わり頃胸の辺りが苦しくなり、その
まま呼吸も苦しくなり、ペースダウンをしました。走り終えた後も気持ちが
悪く、それがずっと一日続きました。見学会の時に日に当たったせいか
前日の寝不足か胸を締め付けて走ったせいか原因は特定できませんでしたが、
とにかく苦しい日でした。
コメント
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