King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『さよならcolor』をみる

2007年06月20日 23時03分51秒 | 日々のこと
今日はのだめ18巻を読むためにタカノに寄りました。
しかし、ばかげたことですが飲んだ珈琲が500円。
のだめ18巻は390円です。別に本を買ってうちで珈琲飲めば
いいじゃないですか。ま、これも一興ということで。
読んだ後はのだめ伝説に立ち会った爽快感みたいなものを
感じつつ、梅雨なのにまったく降りそうもなく暑い日の
午後の中へ出かけていきました。

瑣末な用事を片付けて今後の予定を整理します。
そして、今一番気になるモネ展へ行く計画を練ります。
今度の日曜しか行ける日がなかったのですが、どうも
聞くところによると相当の混雑で平日でも並んで入場する
ということなので、夜行こうか考えました。
東京の有名展覧会というとそれはもう切符を買うまでに
2時間入場までに2時間なんてざらですから、下手したら
一日行列しに行くことになってしまいます。

先日のNHKの迷宮美術館ののんきな取り上げ方でうっかり
日曜日に並ぶことになりそうでした。その迷宮美術館の
司会者が今夜見た『さよならcolor』に出ていました。
その他、中島みゆきとか有名人が出ているのですが、
もちろん私は忌野清志郎が出るというので見たのですが、
つまらない映画で途中何度も寝そうになってしまいました。
もともとこの映画は、竹中直人がハナレグミの同名曲を
聞いて映画が一本浮かんだといってとったものです。

サントラも持っています。番組で忌野清志郎がハナレグミと
競演したりしていますので、このサントラのさらならcolorも
いい曲だと思います。ですが、映画はとてもほめられたもん
じゃないです。美しい絵と美しいストーリーで見せるはかない
恋愛物語かと思いきや、ところどころえぐいストーリーだったり
汚いシーンだったり、とても必要なシーンと思えないカットや
意味不明な物語にしています。出てくる役者が演技している
わけですから、それを演技しているようにとる必要が監督には
あるのです。それが竹中直人にはわかってないようです。

表現すべき感動やモチーフをもっと昇華するとか、鮮烈に
たたきつけるとか訴えてみようというスピリッツがないの
です。
忌野清志郎もほんのチョイ役で何の意味があるのかという
感じです。こんな偉大なアーチストを使ってもこんな程度
のものしか撮れないなんて。がっかりだぜ。
コメント
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