King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

世界遺産かスイスへの旅か

2007年06月25日 01時30分47秒 | 日々のこと
庶民のささやかな抵抗が、保険加入だったり、ビリーザブートキャンプ
だったりします。メタボリックなどと言われなくても醜くなった自分の体は
自覚しているものです。そもそもそれは、今与えられた自分に対する
全ての欲望の開放の結果であり、自己に与えている快楽や自己表現が
全て表れていると言ってもいいものです。今更言い訳して時間がないとか
運動するくらいなら寝ているとか人のせいにしてもだめです。全て自分に
帰ってくることですから。

私自身、年々体重が増え続け、このままでは新しいスーツが必要に
なるという時でさえ自己改革の必要性はまったく感じていませんでした。
私の場合、たまたまスキーのオフトレに勧められたインラインスケートが
運動のすばらしさや、有酸素運動の効能を気づかせてくれました。
もともと体重を減らす目的でなく、スキーのために夏場にトレーニングを
するという行動をとった事が、まずインラインスケートの面白さにはまり、
次にジョギングの楽しさを知り、マラソンへの挑戦と次々に発展して
行った事が今日の毎日走りその結果、14Kの体重減と走り癖が
得られました。

これが目的を毎年指摘される健康診断の肥満度Bに対して唯一の
B判定をAにするために何かすると言うことだったら今のような結果は
得られていなかったと思います。世の中の人達は、自らのおなかのために
100万円以上のお金を掛けてメタボ対策に取り組もうという行動をとって
いるようです。ただ、それがその費用を支出する時に目的達成に到達
してしまい、肝心の自分で努力して脂肪を落とすという行動をとらない
のです。皆が私のようにただ毎日走るだけで、簡単に脂肪は減らせるのに
100万円は使えても自ら汗を流すことはしないのです。

私も最初のインラインスケートを始めた当初は、たった1時間滑った
だけで体重計に乗ると2Kくらいは直ぐに落ちていたので、こんな
すばらしいものがあったのかと実に感動したのをよく覚えています。
それにまずインラインスケートをはじめた当初はとにかく、うまく滑れる
ようになることに夢中で、体重を如何に落とそうかということでは
なかったので、効果の大きさとともにこの副産物に素直に感動
できたのです。

当然周りの人にも勧めましたが、ジョギングのすばらしさやインラインの
よさをいくら口で言っても誰もじゃあ俺もやってみるとはなりませんでした。
これが、通販番組でビリーザブートキャンプをみると買ってしまうという
のですからまったく不思議なことです。

それと似たような事ですが、先日見てきたドービニの庭ですが、
広島平和記念公園とともに是非日本人は一度見ておくべきだ
と言っても誰も興味を示しません。ドービニの庭では、私があの絵を
見に行くきっかけになった『ゴッホの遺言』のなかでは、
もう一枚の絵について、テキサス・キンベル美術館寄託となっています。
しかし、ひろしま美術館のカタログや絵の添え書きには、個人蔵でスイスに
あるとなっています。昨年の日経おとなのOFFにもスイスとなっていたので、
今はスイスにあるのでしょう。テキサスなら見に行ってもいいかと思っていたけど
スイスとなるとスキーとからめるとなると色々面倒な計画や予算を組まないと
いけません。まあ実現性は乏しいかも。そもそも個人蔵となっているので日本に
来る事を切に願います。

それと世界遺産の原爆ドームを見たことから世界遺産ということばにも
敏感に反応してしまいます。月曜日のテレビ朝日の番組の旅の香り
という番組の中で、『タウシュベツ川橋梁』が世界遺産と紹介されたような
気がしてなんであんなものがと調べてみたら北海道遺産というものだそうです。
日本の中でも訪れて見たいポイントはあるものです。最近時間があるから
こんなのを見ているとつい見に行きたくなってしまいます。
コメント
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