King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

セカンドチャンス

2007年09月20日 13時57分52秒 | 日々のこと
日本の場合、小泉改革が異常でやはり旧態然とした縦割り
天下り環境談合体質、お役所仕事がまかりとおり何も変わらなくて
しわ寄せはみんな庶民持ちというところなんでしょうか。
安倍の突然辞任と総裁選のニュースをみると次はもっとダメと
感じます。小泉改革も、郵政民営化などやっても公務員や財政
赤字が減るわけでもなく、道路公団民営化でも結局道路はできる
訳で、公共事業を減らすというのも、みんな勘違いをしていて
昔は、道路なり公共事業で地方に還元していたものを今度は
用意していないもんだから、格差という不公平感を生んでいます。

財源も権限も委譲したと言うものの、地方の切捨てにしか映り
ません。逆に国民には、地方税アップの増税感しか残りませんし、
余計地方から都心に移住してくる人を増やすだけの行政のありかた
が見えます。国会決議を実行して地方に裁判所や官庁など移転すべき
です。特に国会など常に北海道や沖縄で開くようにして国会議員宿舎
など建設は取りやめるべきです。

それとマスコミの報道も、世界的に給油活動は必要という根拠も
示さず、国会で決まらなければ世界的な立場が悪くなるという
逼迫感や脅迫感だけを煽り、他の国ではイラク撤退が大勢であり、
実際にイギリスやフランス、韓国とどんどん撤退しているのに、
日本だけなんで給油活動を求めるのか解りません。9.11の記念の
日にもビンラディンの生きている証のビデオがインターネットで
公開されてそれが本物であると米は認定して今でもテロの脅威に
さらされているとまたまた脅迫感を募らせました。

結局、日本人はアホマスコミに惑わされ続けるということで、
銀座の一等地など相場より高くても外資に買い占められて、
日本の宝はどんどん外国人のものになって行きます。日本にも
金持ちはいるだろうに、今や土地に投資するのは危険と完全に
刷り込まれています。実際、土地が値上がりしていると発表され
ましたが、それは一部の商業地だけで、やはり金利さえ上げることの
できない日本は完全なデフレなのです。そして安くなった資産は
みんな外国に買い上げられているのです。

昨日のNHKの派遣社員の実態をクローズアップ現代で取り上げて
いましたが、こんなひどい状況に法改正されているのに、さらに
実態を追い込むような法改正を企業は求めているのに、政治家は
格差是正をスローガンに掲げるものの、実際に消費税アップなど
増税でつけは国民持ちです。一部の企業だけが肥太っていき、それ
が国際競争力をつけるためという言い逃れを使います。
政治家の言う格差是正はただの言葉で、実際には法改正や行政の
取り組みなどは何もされていなくて、悲惨な孤独死や心中が増えて
います。役場が積極的に生活保護などを中止しているからです。
入院が必要な患者が病院から追い出されたり、生活ができないから
国が保護しているものを取りやめたり、弱者の追い込みは強くなって
います。

表立って政治家が言う福祉や介護などただの言葉だけで、実際は
弱い人を追い込むだけの政治で一部の巨大企業だけが生きていける
そんな世の中になっています。そんなの二世議員だらけや官僚あがり
とかただの有名人がなった議員さんには解りようもありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする