King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

こうせつの歌に

2007年09月22日 23時28分35秒 | 日々のこと
昨日は、走った後お風呂に入りコンサートに出かけました。
家のすぐ近くの市民会館です。これは近い。歩いて行けます。
宝くじの補助金事業のコンサートとかで、各地でこのシリーズは
今年行われたようです。わが町では、これが今年の芸術祭の
オープニングイベントとなっているらしく、各地のコンサートとは
一味違う構成だったようです。まず出演者ですが、南こうせつと
ウーハンという琴の奏者です。友人に席を取ってもらったので、
コンサートの詳しい内容も聞かず、ただ南こうせつの名前だけで
是非行きたいので席をとってくれと頼んでありました。

そして、当日渡された券は前から4番目というすばらしい席でした。
オープニングは、市長の挨拶ではじまり、直ぐに南こうせつが出てきて
ギターを手にすると直ぐに歌い出しました。『青春の傷み』から始まり、
『妹』、『愛する人へ』と古い歌からはじまり、次に新アルバム『野原のうえの雨になるまで』
のなかから2曲やり、『友の歌が聞こえる』『うちのお父さん』『神田川』で前半
終了。
15分休憩が入るというたいへん珍しいコンサートです。これも琴奏者との
競演なので、それなりのセッティングがあるのかと思いました。まさか、こうせつの
MCどおり観客が高年齢者ばかりなので、休みを入れないと無理ということは
ないでしょう。

私の回りは確かに、高年齢者が多く、直ぐ後ろのおばさんがこうせつのMCに
下品にアハハと野太い声でおばさん笑いをされるたびに背筋にうそ寒い波が
立つのでした。こうせつと言えば、ミューズパークで行われた10年くらい前の
コンサートです。その時にはこんなに年寄りばかりではなかったし、前列には
若い追っかけのようなグループまでいて、それが何で今回こんなになってしまった
のかと不思議に思いました。本人が舞台でいったことによると秩父には19年
前に来て同じ舞台に立っているといい、昔はかぐや姫というグループをやって
いましたという説明までしていました。

その言葉に大きな拍手が起こると、かぐや姫を知っているのでは相当年齢が
高い、50以上の人ばかりだ、今日は相当年齢構成が高めです。とギャグに
していました。他のフォーク面々の話をしましたが、拓郎にしろみんな60過ぎに
なり、杉田二郎のエピソードなども年をとった事をアピールする内容で、そんな
年寄りねたを年寄りにしてもと思うのでした。

会場の様子やロビーの物販の様子なども見たいので、私もトイレ休憩へ
行きました。トイレにいる面々は私の席の周りよりは幾分若くそれなりに
着飾ってもいるようでした。下手に休憩時間などあるので、トイレは大混雑で
第2部開演でブザーが鳴っても直ぐには始められないような会場の様子に、
催促するように2度ブザーが鳴りました。会場内がいくらか収まったら、こうせつ
がウー・ハンを紹介して琴のソロが2曲。そして競演で『夢一夜』『上海エレジー』
『時の流れ』をやり、ここでウー・ハン退場で次に出てきたのが、地元のコーラスの
人達が出てきて『ふるさと』後一曲やって退場。アンコール『満天の星』
『僕の胸でお休み』と時間は長かったものの、曲自体は少なくアンコールも
そっけない感じでした。

こんな田舎でやるコンサートにも、やはり最前列には星を持ったファンがいて
ひとりぼっちので手を振ってキラキラやっていました。もちろん私もやったんだけどね。
コメント
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