King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ジノビリがいないとはいえ、ナゲッツ対スパーズ

2008年01月04日 23時10分14秒 | バスケ
2008/JAN/03
Team    1    2    3    4    T
Spurs    15   25    19   18   77
Nuggets   20   22    18   20   80
Arena: Pepsi Center, Denver, CO
Officials: #57 Greg Willard , #34 Marc Davis , #30 Tony Brown
Attendance: 19,155
Duration: 2:20

新年最初が、ナゲッツと昨期の覇者スパーズとはなかなかいいカードです。
アイバーソンは、ホームとロードでは戦い方が違うようで、この試合はとにかく
点をとりあえずとりに行くという姿勢より、崩す先を見極めるという構えた
感じを受けました。

そして速さや、動きより個人技での得点が続きます。それもハーフコートでの
地味なバスケットでした。そんな中では、キャンビーやケニオンマーティンの
ブロックやリバウンドがひかります。じっくりとロースコアのゲームをやらないと
王者スパーズは倒せないと感じたのか、ダンカンにはマーティンがつき、シュート
の態勢になるとボールを下で叩き、なかなかシュートさせません。

スパーズで得点するのは外からフィンリーがシュートする位で、中では
決められません。ナゲッツは昨シーズンは使っていたセットも使わず
地味にスクリーンをして個人がシュートする苦しい攻めばかりです。
それでも、前半はリードして終え、後半パーカーやフィンリーが得点を
伸ばすとネネやナハラが体を張った守りでどうにか凌ぎ、カーターの
3ポイントとゴールしたへのパスでマーティンが得点して振り切り勝利と
本来のスタイルでない、守っても勝てるというところをみせました。

この試合では、アイバーソンもペネトレートで中に入っていけなくて
パスアウトするにも選手がいないというシーンが何度かあり、本来の
外で待つシューターが今のナゲッツにいないのがコートを大きく使えない
弱点になっています。スミスやクレイザといったアウトサイドのシューターが
まったく出番なしで、ワンノンワンでの得点ばかりでは、ロースコアの
展開になっても仕方ありません。

今回は、スパースを攻略する見本のような試合でしたが、守りのチーム
には守りで勝って行くしかないのでしょう。
コメント
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