King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

コブは楽しい

2008年01月07日 23時00分12秒 | スキー
今年のスキーでの、イメージはガーラで撮った
ビデオを見てあまりの下手さに慄き、すっかり
戦意喪失したところから始まります。そして気が
付いたのですが、よく雑誌で見る連続写真など
や検定でのコメントですが、それらは皆その
一瞬のことを話題にしているのです。

だから1級など谷周りを見せれば受かるとか
内側に体重移動できない人が多いとかそんなコメントを
みんな鵜呑みにしてしまうのです。だから昨年、
私も谷周りと言うのを作る努力をしたり、カービングと
いうのを意識して滑ったときがありました。それで気が
付いたのが、谷周りでなくて切り替えだと思い、切り替えを
意識して練習したりしました。

その後シーズン前にガーラのビデオを見ていつもまっすぐに
滑っている自分の姿勢を見てこれは何だと思いました。
今シーズンは、そんな一瞬一瞬のことをどうこうするのは
意味がないことを感じています。黒姫で一緒に滑った方々
と話をしてもどこをどおしたらと熱心に考えて滑って
いましたが、そんな場面場面をお茶のお作法の様に作っても
変幻万化に変化する自然の斜面にかないっこありません。

スキージャーナルの付録のDVDを見てその思いは強くなり、
コブでの滑りを整地に生かすというその趣旨にも多いに
心動かされました。おかしいのは、今まで撮ってもらった
自分の滑りを見て今と同じことを考えなかったことです。
昨日の舞子の滑りが黒姫での教えにより少しレベルアップされ
ているのを感じました。

コブで大きくスキーを振って滑っている方が、筋力を多く
使い疲れるのもわかってきました。もっとコブの形状を
利用した外力を活かした落ちるのにあわせたスキー操作が
結局省エネになっているのも感じられるようになりつつあり
今までの腰を逆にひねってコブの溝にドスンと落ちていた
のもなくなりました。スキーの先をなぞるかのように腰を
向けていくと自然とコブなりにスキーも進むというのが
つかみつつあります。まだコブが小さいとコブの溝に刺さる
ような気がして先を落とすのを躊躇してラインをはずしたり
することがありますが、頭が拒否しても体と体力が充実して
いれば勝手にコブに付いていけるときもあります。

コブの中をぴょんぴょんはねているだけのように感じ
ますが、今までとは違う滑りを徐々に作りつつあると
感じてもいます。来週は連休だけどどこに行こう。
コメント
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