King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

WJBL ファイナル ジョモ対シャンソン

2009年03月10日 23時21分16秒 | バスケ
TEAM    1   2   3   4   OT  TOT
JOMO    28   21  18   27   13 107
シャンソン 20   21  22   31   11 105

日 時:2009年3月10日(火)
大会名:08-09 Wリーグ プレーオフ/ファイナル
会 場:代々木第2体育
主審:タティク ヤスミナ
副審:平 育雄
副審:中嶽 希美子

ファイナルは久しぶりのこのカードでした。
リーグの1位と3位が敗れてのこの対戦でしたが、センターの
起用でこのファイナルの帰趨も決まったかのような当初の
報道でしたが、流れ的にはJOMOの圧勝のムードはありました。
怪我から復帰の諏訪と山田と大型センターを擁するJOMOはミス
がなければ勝てて当然という感じがこの試合の前にも流れていました。

当然そうなれば、私はシャンソンを応援しました。あと一試合を
やってもらいたいと思っていました。
しかし、この対戦では実力プレーとも、吉田選手を注目していました。
男子選手のような運動量とスピードとテクニックは見るべき選手です。
この試合残念ながらファウルアウトしてしまうのですが、十分実力を
発揮しました。
彼女のパスやスチール、リバウンドとどれをとってもすばらしく、
いつもマスコミとか世間の注目は大神選手ですが、ぴか一は絶対彼女です。

とまあ、シャンソンを応援するとともに吉田選手のプレーを堪能すると
いう形で試合を見ていたのですが、最初からシャンソンは離されて
しまい、得点できるのは相澤と中川のみで、それも外中心というどうみても
勝ちはないだろうという展開でしたが、土壇場で追いつきなんと延長。

最初は続けて2本入れるなどこれはいけるのではと思わせるのですが、
やはり続けて山田にボールを入れて追いつき、土壇場で逆転されて
しまうのです。とはいえ点差は1点で、時間的に1本決めるか、ファールを
もらえばいいところを決められないので負けたという形でした。その
最後が決められなかったのが相澤で、最後の逆転を許したのは石川の
ターンノーバーであり、そこらへんが責められそうですが、私は
とても見ごたえのあるいい試合だったと思います。

誰がどうだからなんて意味のないことです。
後一歩及ばなかったという残念な結果ですが、勝ってもまだ12日に
もう一度勝たなくてはなりません。どうも得点源が相澤と中川で
ベンチの戦力の差とか考えるとJOMOの優位は変わらないでしょう。
高さや選手層の厚さで圧倒しているJOMOは、勝てて当然なのです。
それを粘り強いディフェンスで凌ぎ、インサイドは山田の守りを
つき、スピードのミスマッチをつくなど、取れるところでとるという
負けじ魂のあふれたいい試合でした。

最初の大量リードで普通なら諦めてもおかしくない状況なのに、
しつこく守り、外から効率良く得点して追いついたという精神力の
強さは見ていて本当に感動ものでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする