King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

もっとシザーズせよ、スタックせよ

2009年03月31日 23時44分38秒 | バスケ
ちょっと夜眠れなかったので、最近のバスケの
ビデオを見ていました。

ちょっと気になったのは、最近の試合はどこも似たような
戦術というか攻め方というか、フリーオフェンス的に
なっている感じがします。

シーズンが始まって間もないころは、よくダブルスクリーン
によるセットが多く、これが最先端のスタイルかと感じたもの
でした。

ところが最近は、個人のワンノンワンで勝負してしまう感じ
が多く、ホークスの試合でよりそんな感じを受けました。
ホークスは、若くて能力の高い選手が多いので、インサイドに
飛び込んだ選手に最後は任せるにしても、それにあわせの
基本となるのが、シザーズという形であり、それの変化を
形として覚えて、ピック&ロールという変化も、合わせ方も
できてくるので、ハイポストとそこからシザーズ、ドリブラー
へのスクリーンと変化の基本であるが、変化の仕方が単調に
なり本来の形がなくなったのが現在の形にみえます。

前回のホークスとセルテックスの試合でも、最初はエース
ピアースをダブルチームで押さえ、グレンデービスはフリー
にしているというスタイルで、結局デービスがペリメーター
でも得点を決めて、それぞれにつかざるを得なくなり、
それをピアースがいつもどおり最後は自分の出番とばかりに
決めだしたりと作戦にチームとしての柔軟性が足りないよう
に感じました。

もっと攻めでは、シザーズやスタックというチームで作る
フリーの形を生むように守りもチームでケアしていけば、
相手のファウルもかさみ優位に立てるのです。せっかくインサイド
での優位があり、オフェンスリバウンドはことごとく取れている
状態でも、点差ができたのは守りの破綻があります。

きっかけは、エディハウスの連続スリーだとしても、中を攻め
られた時には速攻で返すとか、同じ選手に連続で決めさせないと
言った普通のチームオフェンスでつぶすべきところができていない
チームがやはり負けるのだなあと感じるのでした。
コメント
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