King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

針魚が読めなかった夜

2009年03月12日 23時32分43秒 | 日々のこと
昨日今日と市内巡航ランで春先の街中を走り、梅の花や
もう少しで咲きそうな沈丁花などを愛でながら、ゆったりと
走りました。

市内には、チャレンジロードレースのポスターも現れました。
今回は、コースチェンジがあり、12Kに伸びたということを聞き
申込書で、コースをチェックするとスタートが南口になり、
今までのゴルフコースをやめ、林の中の坂道を走るようです。
これだと、尾根の県道を横断することになり、危険は多くなる
のではと思います。

今までのクロスカントリーコースのような、ゴルフ場の中を走る
よりは、いい変更だと思いますが、参加したいという気も起きません。
今年度には、公園内に温泉施設ができるということなので、大会に
とってはいい条件が揃ってきたように思います。
今年は、選挙の年で各地でもその様相が見られます。

選挙事務所の開設や個人ポスターから党の代表とのツーショット
ポスターへの変更など、それと今日は各交差点に物々しい通行量
調査の人達がいます。この通行量調査は毎年、何回か行われていますが、
選挙のための行動だと思えてなりません。

いづれにしろ民主主義というのは金がかかるのです。

走った後、ゆっくりと風呂に入り、年度末の会食に出かけます。
市内の少なくなったすし屋のその生き残りの一軒に行きます。
ここは、先代の親父の時からの行きつけで、店自体は移転して
いますが、小さなカウンターと小上がりの座敷席と狭い店内は
いつも混んでいます。

残念なことは、カウンターに陣取る常連がいつもタバコをスパスパ
吸うので、煙が生物をいためてしまうことです。我々は奥の座敷に
陣取り、一番先に店に入ったので常連がカウンターを占めるまでに
あらかた食事は終えてしまいました。

前回、来店した時においしかった馬刺しは今回なく、赤貝と岩牡蠣
を頼んだのですが、白身の魚がほしくなり、墨書の手書きのメニューを
眺めますが、それらしいものがありません。
昆布〆針魚というものがありますが、まあ昆布締めなら白身の魚で
あろうとそれを頼みました。

出てきたものを見てなんだと思いました。サヨリの刺身です。
サヨリは昔よく海で釣りましたし、春先には毎年食べる魚です。
それなのに、いくらマスターの達筆によるメニューだからと
いって、サヨリが出てこないとは。
淡い上品な白身を味わいながら、頭が弱ってきたのではと危惧
するのでした。
コメント
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