King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

多角化か?マジック対ヒート

2009年12月20日 11時35分33秒 | バスケ
2009/12/17

    1   2   3   4   T
OR  18  26   16   26   86
MIA  33  26  30  15  104

Arena: American Airlines Arena, Miami, FL
Officials: #57 Greg Willard, #61 Courtney Kirkland,
#40 Leon Wood
Attendance: 18303
Duration: 2:18

昨期のマジックのプレーオフでの躍進は、何と言っても
ハワードのセンターとしての力だと思います。

しかし、このゲームのようになんともなく負けてしまう
ロードでのマジックにはその片鱗もありません。

昨期、ファイナルでみせたキャブス撃破など打たせて
勝つという独特のトーナメント先方であり、それで得た
戦略として各チームは新たな選手を揃えました。

キャブスの結論は、強力なセンターであり、シャックの
獲得でした。

しかし、このゲームで見るようにヒートの獲得したのは
エースと同じ決定力をより多く、より確率よくすること
ではないでしょうか。

アローヨという展開できるガードにボールを運ばせ決定
力ではクェンティンリチャードソンやベイズリーなど
多角的に打てる選手を揃え外からは誰という的を絞らせない
誰もが外から決められるという多様性がスリー50%という
成功率に現れました。

この変化ある攻撃とスピードに、相手のエースに打たせる
だけ打たせて、最後は自身の圧倒的優位のセンターから
得点するという黄金のパターンをマジックは持っていますが、
逆に自慢のシューター陣が得点できずに点差ができてしまい
ました。

これはリズムのせいや自身のペースに持ちこむ前にボールを
回さずに打つマジックに対して早いボール回しから効果的に
中外と打ち分けるヒートの差でしょう。

マジックはそれでもハワードのブロックやインサイドでの
ワンノンワンの強さは魅せてダブルダブルの活躍です。

シーズンはこんな試合でもよいのでしょうか。

それにしても観客席はさびしい入りで、最後はスタメンが
引っ込む展開で人々は続々と帰ってしまいました。

みせどころはそれぞれ作ったというところなのでしょうか。

ゴータットやレディックが処理的に出てきて、まあまあの
活躍をみせたのがせめてもの慰めでしょうか。



コメント
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