King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

タビートつながり

2009年12月01日 10時39分57秒 | 珈琲
本日の珈琲は、先日のタビートに敬意を表して
タンザニアです。

まあ冗談です。

たまたまタビートという類まれな選手をみれて
それがアフリカンダンクみたいにタンザニアで
見出されたということで、書いてみただけです。

タンザニアという国名表記も最近はコーヒーでは
すっかり定着してきましたが、喫茶店サイドでは
まだキリマンの愛称の方が強いですね。

どちらにしろタンザニアで出された場合とキリマン
でだされた場合に味はどう違うか気になるところですが、
大手豆屋さんから入れているところはまだキリマンで
売っている店が多いようで、タンザニアとして出している
店は、COEとかグルメコーヒーのような豆を使っている
可能性が高いか最近の食品表示是正に反応している店か
と思います。

本日の珈琲は、先日焼いたタンザニア/AAアデラという
ものです。

キリマンのスノートップにならぶブランドという説明が
販売元では書いてあります。

一般的にいうとキリマンは酸味、ケニアは苦味という特長
で語られますが、このタンザニアは深煎りにしましたので、
その強い酸味は印象になく、さらっさわやかな感じになり
ました。

高原の朝のようなスーと透明な飲み口と甘さと苦味の印象が
しつこくなく静かに続くという感じのさわやか系の飲み味
です。

これはこれでキリマンの印象を変えました。

シティくらいでもっと酸味を強調すべきなのか、甘みを
最後に持続させるためにこの深さがいいのかは好みが分かれる
ところでしょう。

私は、この深いところでやはり味わうべきかなと思います。

それでは出かけますか。
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アイバソーンはきっと

2009年12月01日 00時37分35秒 | バスケ
昨日の日経夕刊のアイバーソン引退の記事は何を
伝えたかったのでしょうか。

引退を表明した。

それも未練たらたらで。

そんなことだろうか。

考え込んでしまいます。
一度引退しても、復帰する例はたくさんあり、
今後もう彼のプレーが見られないと
あきらめてしまうのも早計です。

ですから、彼が悔悛すればなんてことや詳しくは
書かない彼の不法行為などをちらつかせるという
不安定な記事でした。

大手マスコミの書き方としてはこれが限界なので
しょう。

本当にプレー時間と彼のプロ意識がそうさせるなら(引退のこと)
日本に来てプレーしてみてほしいものです。

JBLでもbjリーグでもいいですよ。

金銭的なものなら何億出してもきっとペイできます。

彼の試合は全てTVでオンエアされるでしょうし、
会場は全て満員になるでしょう。

ぜひプロモーターなり広告会社なり仕掛け人が
獲得に動いてもらいたいものです。
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これからはなんと言っても京都でしょ

2009年12月01日 00時03分56秒 | 読書

というわけで、『おひとり京都の愉しみ』を買いました。

これは新聞かなんかで見て気になっていて、先日新しくできた
ショッピングモールの本屋さんで見かけて買ってしまいました。

京都にひとりなんてのはあまりに良くあるシュチエーション。

そして書き出しが、京都大原三千院ですからあまりに仕込まれた
感じです。

これは作者は私と同年代に違いない。

ここでもうこの本は買われる運命にあったのです。

さらに留めとなったのは、おひとりでも最高の日本旅館の紹介が
あったところです。

この旅館は最高のもてなしとか本に紹介される店にろくな物はなく、
料理にしろそうです。

本や雑誌に紹介される店は行く価値はないのです。

紹介しないと商売にならないからです。

本当の本物は逆に常連さんに迷惑がかかるからやめてくれと言います。

良くある雑誌のムック本に載っている店は、お金を払って載せて
もらっているらしいです。

テレビですらそうです。

如何にも苦労して探してきたように紹介されますが、お互い商売で
やっていることですから、消費者に有利な情報を早々無料で渡す
はずがないのです。

世の中の人はそう簡単に気がついていいことになかなか気がつきません。

ネットもグルメサイトとか個人のブログにしても何のしがらみもない
人の意見など昔のように簡単に読めなくなっています。

お店側に優位な商業よりの情報の流れがいつの間にかできてしまい
ました。

コーヒーにしろ、おいしい食事の店にしろ、他人の意見など
ほとんど参考にならないのです。

それに面白いことに、本当においしい店がはやっているかというと
そうとも限らないという現実があります。

本当の本物だけが生き残るなどというもっともらしいご宣託も
必ずしも正しいとは限らないのです。

それはやはり一度ついたお墨付きというブランドが確立すること
の力であり、誤っていても一度世の中に認められてしまえば、
それを書き換えることはなかなかできないのです。

それゆえ業界の業者で作るグループでの護送船団的な行動とそれに
属さない者への排他的な動きと協会の看板がもてはやされるのです。

数に頼んでの動きというのは大量生産大量消費の世の中では全て
善だったわけですが、世は少子化で人口減社会であり、おひとり
さまが標準になりつつあります。

この本はそんな世の中の動きに乗ったおひとりさま社会の先端と
いった物ですが、旅の世界ではおひとり様は本当は一番最初から
あったもので、何をいまさらなのです。

しかし、実際一人旅をする者としては、色々な疎外感を味わうこと
があり、そんな人こそがこういう本を手にして自分の無聊を慰める
ことになるのです。
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