2009/12/25
1 2 3 4 T
CLE 23 28 25 26 102
LAL 19 23 17 28 87
Arena: Staples Center, Los Angeles, CA
Officials: #43 Dan Crawford, #33 Sean Corbin,
#39 Kevin Fehr
Attendance: 18997
Duration: 2:42
クリスマスの夜に豪華なカード。正にクリスマスナイト
スペシャルといった感じの華やいだ雰囲気で始まった
試合でしたが、実にしょっぱい内容になってしまいました。
出だしから、モーとウエストの遠距離砲とインサイドに
レブロンが切れ込んでシャックがダンクと決定力を印象付け
ます。
そしてレブロンのハンマーダンクとかムーンの立体攻撃と
派手に暴れられてレイカーズ一同が顔白む逆上状態に
落とし入れられて前半20点差ほどの差をロンアーチストの
ローポストからのワンノンワン、フィッシャーのディフェンス
で一桁まで追いついてこれからまだまだやれるという状況に
戻したので、さすがレイカーズ、さすがコービーという感じで
後半を迎えました。
しかし、張り切るレイカーズは、コービーが中心になり、
とにかく点をとりに行きますが、これが全体のリズムをなくし
とにかく個人攻撃に走りすぎたきらいがあり、チームとしての
ペースを作ることなく点をとることにこだわったコービーに
立ちはだかったのはインサイドの壁であり、それに阻まれた
フラストレーションでレフリーの笛にも苛立ち自滅してしまい
ました。
後半一桁ならそんなコービーだけが点をとらなくても十分
互角に勝負できる戦力がレイカーズにはあるのです。
例え、イルゴースカス、バレジャオ、シャックの壁があっても
いつもどおりバイナム、ガソルのピックアンドロールを仕掛けて
もいいし、外にパスアウトしてブヤチッチでもフィッシャーでも
打たせればいいのに、とにかく
コービーがボールを支配し打ちに行くもんだからボールも回らず
合わしもなく、単調な無理押しの繰り返しの一人相撲になって
しまい、テクニカルファールが目白押しで余計レフリーへの
不信が募るという悪循環になり点差は開く一方です。
エースの自覚も必要でが、バスケットはチームスポーツだと
いうことを思い知らされるゲームになりました。
キャブスはこのゲームではシャックの加入をしっかり力に
したように見受けられました。
最後いくらコービーが突っ込んでいっても壁のような
シャックがいるとなると気持ちも萎えるでしょう。
ファールもとってもらえないとなるといらいらも増すと
思います。
でも攻略法はもうヒートにいるときから確立していると
思っていました。
スピードで崩すなり、パスアウトするなりインサイドを
行くと見せかけてという戦法をとればいいのに、エースの
自覚がそれらもろもろを縛ってしまったんでしょう。
見ている方も後味の悪い物になってしまいましたが、色々
考えさせられるものもありました。
コービーに預けるということもやはりチームとしては
必要なことなんだなあということです。
これがファイナルなりプレーオフのようなやり直しの利かない
舞台でやられたら困りますが、そうしないためにもガス抜き
のような一人でやったらこうなるぞというようなゲームも
必要なのかと思わせるのでした。
最後、点差ができてもレブロンも最後まで出ていたし、
コービーも第4Qで早々に引っ込むことなく、消化試合的な
選手起用がなかったのも意味深い物を感じました。
一番見物は、ロンアーチストのローポストからのワンノンワン
でした。
完全に相手の方が背が高くても、はたかれるのもかまわず
シュートを繰り返す姿勢に何が何でもという泥臭さが華麗でも
かっこよくもなくても俺がやるというところに彼の真骨頂を
見る思いでした。
それとフィッシャーのディフェンスです。
最近少なくなったプロフェッショナルの技ですね。
完敗ながらやはりクリスマスナイトでした。
1 2 3 4 T
CLE 23 28 25 26 102
LAL 19 23 17 28 87
Arena: Staples Center, Los Angeles, CA
Officials: #43 Dan Crawford, #33 Sean Corbin,
#39 Kevin Fehr
Attendance: 18997
Duration: 2:42
クリスマスの夜に豪華なカード。正にクリスマスナイト
スペシャルといった感じの華やいだ雰囲気で始まった
試合でしたが、実にしょっぱい内容になってしまいました。
出だしから、モーとウエストの遠距離砲とインサイドに
レブロンが切れ込んでシャックがダンクと決定力を印象付け
ます。
そしてレブロンのハンマーダンクとかムーンの立体攻撃と
派手に暴れられてレイカーズ一同が顔白む逆上状態に
落とし入れられて前半20点差ほどの差をロンアーチストの
ローポストからのワンノンワン、フィッシャーのディフェンス
で一桁まで追いついてこれからまだまだやれるという状況に
戻したので、さすがレイカーズ、さすがコービーという感じで
後半を迎えました。
しかし、張り切るレイカーズは、コービーが中心になり、
とにかく点をとりに行きますが、これが全体のリズムをなくし
とにかく個人攻撃に走りすぎたきらいがあり、チームとしての
ペースを作ることなく点をとることにこだわったコービーに
立ちはだかったのはインサイドの壁であり、それに阻まれた
フラストレーションでレフリーの笛にも苛立ち自滅してしまい
ました。
後半一桁ならそんなコービーだけが点をとらなくても十分
互角に勝負できる戦力がレイカーズにはあるのです。
例え、イルゴースカス、バレジャオ、シャックの壁があっても
いつもどおりバイナム、ガソルのピックアンドロールを仕掛けて
もいいし、外にパスアウトしてブヤチッチでもフィッシャーでも
打たせればいいのに、とにかく
コービーがボールを支配し打ちに行くもんだからボールも回らず
合わしもなく、単調な無理押しの繰り返しの一人相撲になって
しまい、テクニカルファールが目白押しで余計レフリーへの
不信が募るという悪循環になり点差は開く一方です。
エースの自覚も必要でが、バスケットはチームスポーツだと
いうことを思い知らされるゲームになりました。
キャブスはこのゲームではシャックの加入をしっかり力に
したように見受けられました。
最後いくらコービーが突っ込んでいっても壁のような
シャックがいるとなると気持ちも萎えるでしょう。
ファールもとってもらえないとなるといらいらも増すと
思います。
でも攻略法はもうヒートにいるときから確立していると
思っていました。
スピードで崩すなり、パスアウトするなりインサイドを
行くと見せかけてという戦法をとればいいのに、エースの
自覚がそれらもろもろを縛ってしまったんでしょう。
見ている方も後味の悪い物になってしまいましたが、色々
考えさせられるものもありました。
コービーに預けるということもやはりチームとしては
必要なことなんだなあということです。
これがファイナルなりプレーオフのようなやり直しの利かない
舞台でやられたら困りますが、そうしないためにもガス抜き
のような一人でやったらこうなるぞというようなゲームも
必要なのかと思わせるのでした。
最後、点差ができてもレブロンも最後まで出ていたし、
コービーも第4Qで早々に引っ込むことなく、消化試合的な
選手起用がなかったのも意味深い物を感じました。
一番見物は、ロンアーチストのローポストからのワンノンワン
でした。
完全に相手の方が背が高くても、はたかれるのもかまわず
シュートを繰り返す姿勢に何が何でもという泥臭さが華麗でも
かっこよくもなくても俺がやるというところに彼の真骨頂を
見る思いでした。
それとフィッシャーのディフェンスです。
最近少なくなったプロフェッショナルの技ですね。
完敗ながらやはりクリスマスナイトでした。