King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

歯が刺さったんだってマブス対ブレイザーズ

2009年12月25日 09時56分24秒 | バスケ
2009/12/22

   1  2  3  4  T
POR 18  26 14  27  85
DAL 14  19 32  16  81

Arena: American Airlines Center, Dallas, TX
Officials: #25 Tony Brothers, #46 Matt Boland,
#11 Phil Robinson
Attendance: 19863
Duration: 2:19

ブレイザーズは、オデンの怪我をはじめ怪我人続出で
もはや勝負はついたもんだと思って見ていたゲーム
ですが、マブスはいつものリズムがありません。

それに加えて、まったくリバウンドがとれないという
ひどい状態です。

これはセンターのダンピアにのみ責任を負わせるわけに
はいきません。

明らかに全体の集中が欠けているようです。

キッドがリズムを作れず自身の成績も悪く、バレア
任せというのが気になります。

本来の主人が留守という状況が、最後の1点を争う時に
明暗を分けた形になりました。

今期のNBAのゲームでは、この試合のように第3Qをとった
チームが勝利するという法則が崩れています。

それだけ簡単に抑えられてしまったり、オフェンスを集中
させて逆転してそのまま終了という駆け込みの終わりを
意識してのことなのか、ただ、選手の集中というものが
一試合持続しなくなっているのか謎です。

この試合を見ている限り、最後までチームがひとつに
なれずにいるところに急にラッシュを掛けたブレイザーズ
の試合運びのうまさと畳み掛けるポイントを見極めて
それを実行できるエース的な絶対力がうまく穴を開けた
という感じです。

それほど今の時期だからなのか、ディフェンスを重視する
チームが減っている表れでもあり、オフェンス力を色々
試しているひとつの方図なのかもしれません。

それにしても守れないパスもないマブスはノビツキに頼る
しかなく、チームを回すポイントガードの影響の大きさを
まざまざとしました。

キッドがスリーの3点のみで、マリオンは0で、この変調を
察知して早めの投入のハワード、テリーもまるで機能せず
ということになりました。

バレアは自らの得点をあげることはできましたが、チームを
立て直すことはできませんでした。

こういうときにベテランの力の大きさを感じます。

ブレイザーズのジュワンハワードのがんばりは、あきらかに
チームの柱であり、若いチームの中にあって貴重なもので、
最後の逆転とラッシュに貢献しました。

そういうベテランの力がベンチから出てくる人にマブスも
ほしいところです。キッド自身がベテランであり、それが
こけたときにチームを締めてくれる人が必要に感じました。
コメント
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