King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

かつての速攻というよりは サンズ対ブルズ

2010年04月01日 23時20分48秒 | バスケ
2010/03/30

   1   2   3   4   T
PHX 36  21  24  30  111
CHI 25  35  24  21  105
Arena: United Center, Chicago, IL
Officials: #9 Derrick Stafford, #59 Gary Zielinski,
#65 Sean Wright
Attendance: 21169
Duration: 2:26

この試合を似たもの同士の対決と見るか、
はたまたディフェンスと速攻と見るか、ガード
対決とみるか人それぞれの視点があると思います。

ただ、同じアップテンポの試合をするチームといっても
サンズは特に後半などはラン&ガンというよりはじっくり
ハーフで攻めており、かつての切り返しでシューターが
決めまくる攻めて攻めて攻めきるものとは違っています。

ブルズは今NBAの最も多いスタイルで人気もでるチャージ
&ランで派手なフィニッシュとスピード感のあるゲーム
を展開します。

このスタイルが人気があるのもうなずけますが、選手に
故障が多く、いつもフルメンバーが揃うのが難しいという
弊害があります。

ブルズも前回の放送時には、主力が全ていないという状況
でした。

ローズの 後半のエースとしての活躍は見所でしたが、ナッシュ
との違いは、ローズはスピードで突っ込んで行くタイプで、
その早さとフィニッシュの見事さは見ている以上に点を取って
いそうですし、取りそうです。

ただ、ボールを持って行って自分で点を取らなくてはならない
構造なため、ファウルで止められたり、ボールが止まることが
多くなりリズムも作れないという選択肢がどんどん狭まると
いう状況になって行ってしまいます。

ナッシュの場合は、いつどこにボールが飛んで行くか解らない
上に行くとなれば自分で入れてしまうわけで、アンドワンとなり
3点プレーにつながることも多々あります。

サンズの最大の弱点は、得点がまったく入らない時間帯が存在
するということで、オフェンス重視なところに守り信条のところ
が重なれば、得点能力が落ちた時にはそんな時間帯も起きて
しまいます。

主力がベテランでアップテンポが得意ということで、走り疲れは
かねてから心配されていましたが、後半早々グラントヒルの切れ
のあるローポストからのワンノンワンはベテランなどということ
は思わせないものでした。

ただ、後半リチャードソン、ヒルなどの得点が減っているのは
明らかで、印象に残るシュートはこなしていても、コンスタントに
常に入れまくるという状況にないのは致し方ないところです。

それを補うところをどう作るかが勝利のポイントになっていると
思います。

走ってスタッダマイヤーがダンクするスタイルより、フライが
連続で外から入れるというシーンが印象に残りました。

ローズはウェイドのように、パワーフォワード的な役割の時と
ガード的な決め方とバリエーションができればいいのではないか
と思います。


コメント
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