King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ゲイシャ再び

2010年12月23日 10時11分15秒 | 珈琲
ブラジルのブルボンは、甘く、すっきりとした
後味とカカオ感が癖になりそうな味です。

とはいえ、これも今までのブラジルとはかけ離れて
いて、普通に珈琲が飲みたいと言う人がこれに
満足するかと言うと謎です。

まだスペシャルティ珈琲を知らない人たちにも
本当のおいしさを知ってもらいたいと考えて
どんなしかけがいいのか、それともそのまま
苦くて濃い珈琲を出せばいいのか。

特に珈琲は好きで毎日飲むと言う人でも、どんな
珈琲が飲みたいのかと言う指向が定まっている人は
まれで、実はプロの珈琲屋さんでも、おいしい味
とはというとどんな珈琲を指すのか応えられない人も
多いのです。

スタバの成功のように苦味の強い味を浸透させることは
それはそれで重要なファクターなのでしょう。

しかし、誰もがいい香りと感じ、リラックスする感じを
受け、豊かになると言う珈琲の香りとコーヒー菓子や
缶コーヒーなどに付けられた香りの差が明確にわかり
香料のコーヒー臭が鼻につくようになれば、何もがつんと
くる強い苦味を要求することもないのではないかと思います。

まあそれも人それぞれですから何も強制できません。

私としては、何気なく飲んだら余りのうまさにうわっ
となるような物を提供できればと常に思います。

何の準備のない人でも魅了してしまうそんなものを
珈琲は持っています。

そんなわけでマラウィのゲイシャを焼いてみました。

前回はテストで焼いて味見をした人がすぐ買われました
ので、十分な味の変化を見る事もできませんでした。

今回は、もっと浅く焼いてみる事にしました。

昨日焼いて今朝飲んでみると、甘みと酸味が強く、
先日とは随分表情が変わっていました。

またこのまま数日味の変化を見てみたいと思います。

200g 800円です。

年末年始の営業 28日から3日までお休みします。
コメント
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