King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

フォスターの魅力 ペイサーズ対ヒート

2011年02月16日 23時24分54秒 | バスケ
Tuesday, February 15, 20117:00 PM ET
Conseco Fieldhouse, Indianapolis, IN

   1  2  3  4  T
MIA 41 17 24 28 110
IND 19 35 29 20 103

Arena: Conseco Fieldhouse, Indianapolis, IN
Officials: #10 Ron Garretson, #50 Olandis Poole,
#49 Tom Washington
Attendance: 18165
Duration: 2:19

最初の出だしを見たらなんでこんな格下とヒートの
試合を見なくちゃいけないのかと言う感じでした。

ですが、ヒートのオフェンスはみんな個人技で
突っ込んで行くのみで、全て勢いだけでした。

そのスピードについていけない味方まで取り残し
ボールを運んでそのままゴールまでドライブして
レイアップの連続です。

それで築いた24点差ですが、ベンチメンバーが
出て、徐々に流れを変えて行きます。

若い選手ばかりでしらない顔ばかりでしたが、ひとり
顔のごつい男に見覚えのある懐かしい感じがしました。

フォースターです。

彼はまだいたのです。

そして、プレースタイルも相変わらずの縁の下の
力持ち役でディフェンスとリバウンドをがんばり
意味のあるファウルと若手の手本となるべき力を
発揮して見せます。

レブロンやウエイドのような派手なオフェンス能力は
なくても、ひとつのチームにずっといて変わらぬ力を
発揮するというのも中々できないことです。

こういうベテランの味を大切にするチームは戦術も
しっかりしていてファンも安心して見ていられるもの
です。

若手も中々能力が高くこれから楽しみな感じでした。

逆にヒートはビックスリーと他の選手の乖離が激しく
チームとしての戦術とか組み立てとか何かとビックスリー
に頼るチーム作りは危なっかしく感じました。

ウエイドやレブロンがインサイドにドライブを繰り
返したらもっと外でゆっくり誰かに待って打たせるとか
手を打たないとそのままチーム瓦解の危険を増幅させます。

ダンピアーとイルゴースカスのセンター陣も頼りない
には違いありませんが、これはビックスリーをやろうと
すれば当然こういう布陣になる事は最初から解っていた
ことで、あとは選手をどう使うかという問題だけに、
アローヨ、ハウス、ハワード、ジョーンズなんてもっと
うまく使ってやれよと思います。

これはヒートの試合を見るたびにひどくなっていくように
感じます。

コーチのゲームのスピードとペースについての考え方が
このチームを強く見せていないと感じるのです。

それはペーサーズのフォースターの働きをみると余計
強まるのでした。
コメント
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