King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

不都合な現実

2011年02月25日 01時35分49秒 | 日々のこと
最近の出来事はみんな不都合な現実の集合です。

国民が望んだ政権交代も結局前よりひでえ事に
と誰でも感じているのでは。

しかし、これテレビのニュース番組とかたけしの
TVタックルなどという番組なんかでも民主党が
政権公約を破ったと言う言い方をするけれども
実際に行われた公約どうりの方がなんか問題視
されていて、実際にできてない重要な事など
みんな忘れています。

特に政権をとる前から無駄な公共事業はやめますと
いい、実際にやめたら世間は大騒ぎになり、実は
それと繋がっている公務員の削減とか給料削減も
まったくできていません。

先日、新聞に公務員をいじめると景気が悪くなると
言う記事がありました。

地方などでは公務員の消費行動が大きな景気動向の
要因になり、給与削減などを商店街などが言えば
お客がこなくなると言うのです。

だから天下り根絶などといいつつ逆に省庁を増やす
ような事をしてしまい、公務員給与引き下げも小さな政府も実現
できていないのです。

昨年末に税収が少なくてマニュフェストが実行でき
ませんでしたと言ういいわけをして今年になればその
税収減を招いたのは自民党の作った予算によるという
いい方までしていた民主党ですが、埋蔵金や特殊法人
などの整理をすればなにも国債の格下げなどを受ける
必要もなかったのです。

その国債の格下げについても実際にGDPが中国に抜かれ
確実にパイが縮小しているのに、国民の豊かさや国の
安全をして日本はまだいい国であると言うコメンティター
やら解説者にはどんな知能をしているのかと思って
しまいます。

なおかつ、日本は憲法を改正してちゃんとした軍事力
を持ち始めて外交も正常に行えると平気でテレビでいって
いるのです。

本当に日本が戦争ができる軍事力や核武装をして外交に
臨めば、尖閣や北方領土での問題は起きないと思って
いるのでしょうか。

今朝の新聞でソマリア沖で海賊によりアメリカ人4人の
ヨットが捕らえられ米軍は軍艦を出して交渉したものの
物別れになり、銃撃により4人は死亡したと言う報が
ありました。

世界一の軍事力があっても民間人を海賊からも救えない
のに、日本が軍事力を持って外交しないからなんて到底
思えません。

一方新聞では北方領土に韓国や中国と合弁して開発する
と言うロシアの計画があるという報道に際して、日本の
沖縄返還の際に韓国が米軍基地がなくなる危機感を訴えたと
言う秘密文書発見の記事がありました。

しかし、その当時米軍は韓国に軍を今より多く配備していて
別に沖縄の基地がなくなっても自国の安全には関係ない
のです。

別に基地があったからといってそこから中国や北朝鮮に
飛んで十分空爆できる能力も当時の航空能力ではなかった
はずです。

そもそもそんな文書の存在を今持ち出すところに作為を
感じます。

小沢氏が第七艦隊だけで十分といったのはそれなりに意味が
あるのに、民主党の基地不要論や憲法擁護派を無知扱いする
マスコミ論調は本当に現代的な政治理論で言っていること
なのでしょうか。

先日の閣僚の資産公開の時に、今までは資産数億円と言うのは
ざらだったのですが、与謝野氏が億の単位でしたが、後は
預金100万とかよっぽど普通のサラリーマンの方が持ち家で
株とか車とか持ってて資産的に裕福そうで、そんな金もない
人たちで本当に国の財布の事を任していいのと言う気が
しました。
コメント
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