『Op.ローズダスト』を読んでいます。
それも丁度地震の時からです。

地震で暇になり、常にこれを読むかテレビでニューズでした。
ニュースもやがていつも同じ絵ばかりになってくるとこの本に戻りました。
停電で震えながら、ヘッドライトで読みました。
そうするとテロに襲われた日本の臨場感が増して不思議な感覚で同時進行
しているような感じでした。
やがてリビアで戦争が始まり、武力で自衛しないと本当に主権は守れないのか
考えさせられました。
そんな武力で守るほどの物がこの国にあるのかとか色々な議論がでてくる
なか、日本の現実は巨大な地震と津波で一瞬にして地獄に落とされている
現実の中では、小説もまるで陳腐な絵空事です。
主人公が架空の自衛隊実行部隊の若い隊員と警視庁のおじさんがコンビに
なるというおっさんと若者コンビと言ういつもの福井小説の定番でまたか
と思う人も多いはずです。
しかし、このスタイルに物語としての安定感があり、実社会でもバリバリと
動くのは若者でそれを制御しながらフォローするベテランと言う図式は
どこにでもある景色です。
現実をしるおじさんの方に属する人間としては、途方もない物語ですが、
毎日襲う停電に震えながら読むには丁度よい読み物でした。
それも丁度地震の時からです。

地震で暇になり、常にこれを読むかテレビでニューズでした。
ニュースもやがていつも同じ絵ばかりになってくるとこの本に戻りました。
停電で震えながら、ヘッドライトで読みました。
そうするとテロに襲われた日本の臨場感が増して不思議な感覚で同時進行
しているような感じでした。
やがてリビアで戦争が始まり、武力で自衛しないと本当に主権は守れないのか
考えさせられました。
そんな武力で守るほどの物がこの国にあるのかとか色々な議論がでてくる
なか、日本の現実は巨大な地震と津波で一瞬にして地獄に落とされている
現実の中では、小説もまるで陳腐な絵空事です。
主人公が架空の自衛隊実行部隊の若い隊員と警視庁のおじさんがコンビに
なるというおっさんと若者コンビと言ういつもの福井小説の定番でまたか
と思う人も多いはずです。
しかし、このスタイルに物語としての安定感があり、実社会でもバリバリと
動くのは若者でそれを制御しながらフォローするベテランと言う図式は
どこにでもある景色です。
現実をしるおじさんの方に属する人間としては、途方もない物語ですが、
毎日襲う停電に震えながら読むには丁度よい読み物でした。