King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マンデリン好きの人へ

2012年10月29日 09時11分25秒 | 珈琲
昨日は雨の中、15Kのコースを走りました。

さすがに歩いている人も走っている人も自転車も
全く人気に出会いませんでした。

こういうのはこれから冬になればデフォで人に会う
事の方が珍しくなるのです。

そんな恐怖の予感を抱きつつ、もう既に装備は冬と
変わらない状況になっています。

さらにこれより寒くなってもこれ以上の厚着はしない
予定です。

昨日は雨で雨用のベストと帽子とサングラスを着用し
ましたが、昨日の雨程度だと全く問題ありません。

雨よりかえって体からの汗の方で濡れる感じです。

時に強くなる雨足に、走り出す前に考えてコースを
若干変えることにしました。

市内を横断する形の混雑する道もいろいろ心地よく
走れず、さらにその先の市立病院から一中の歩道も
とても走りづらいのです。

歩道の舗装がでこぼこな上歩行者のマナーが悪く、
減速要因が多々あるのです。

それにこの雨では足元も危険となれば、もっと気持ちよく
走れるコースはないかとなります。

国道の裏道をずっと大野原まで行き、龍石寺の所を下がり、
旧秩父橋を渡りました。

このコースはいつものコースよりかなり走りやすく
なりました。

この距離を走ると体が快く疲れます。

筋肉痛と体の芯からくたっとなったパソコンや事務仕事を
長い時間やり続けてくたっとなった感じとは違った疲労感で
心地よい睡眠を予感させます。

夜眠れないというのもこれから冷え込んでくるとつらい夜に
なります。

夜飲む珈琲も色々気を使います。

ですが、走ることに重きを置くとあまり気を使わなくてもいい
ようにも感じています。

当店ではマンデリンを注文されるお客様は稀です。

でも会話をしていると好みはマンデリンという方は割と多く
います。

なぜなのでしょうか。

やはり、酸味が問題のようです。

となると真にマンデリン好きかも怪しくなってきます。

当店のメニューにはマンデリンはありません。

ゴールドトップマンデリンはありますが、マンデリン好きの
方が全てこのスペシャルティグレードの豆を注文するかと
いうとそんなこともありません。

そうすると、マンデリン好きの方は何を求めて当店でどんな
豆を要求しているのかということになります。

今までの印象では、酸味がないからという逃げの感覚しか
感じませんでしたが、当店でもマンデリンG1は存在し、
ゴールドトップマンデリンじゃなくて普通のマンデリンを
ということであればお渡しすることもあります。

実はこういうことですよと味の解説を試飲込みで説明して
珈琲の味わい方を指導するようなことは極力避けお客様の
好みを優先したいと考えています。

しかし、それがお客様の珈琲理解の誤解を解くことになり、
より深い味の世界に導くことになるのかというとそういう
風になることはまれであるようです。

できれば、いろいろ注文してもらい自分で色々発見して
色々感じてもらうのが楽しいのだと思います。

この間の豆がおいしかったという声と季節のブレンドが絶妙
だという声がある反面、自分で入れた珈琲がうまくなったと
いう報告がより真実にうれしい出来事だったりします。

いくら試飲して口で説明してもやはり理解には遠く、自宅で
自分が淹れたものがおいしく感じられ人を感動させたという
ことが銘柄や豆の説明よりも自分の喜びにつながるという
結果にこちらのささやかな喜びにつながります。

そして課題としてはいかに手軽に豆を届けられるかにかかって
いるように感じるこの頃です。

コメント
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