King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ササゲショック

2012年10月06日 09時07分55秒 | 日々のこと
親の影響というのは一番強くその人の人生に
及ぼすものです。

昨日強く思ったのは、世の常識というものです。

今では自宅で赤飯を炊くなんてことはないのでしょうが、
私は母の作る赤飯が好きでした。

余所の赤飯より断然おいしく、何より小豆の量が
余所のより倍ぐらい入っているのです。

それを表立った吹聴することもありました。

それが全くの誤りだったというのを最近知りました。

世の常識としては、赤飯に使う豆は小豆ではなく、
ササゲだということをこの齢になるまで知らずに
来たのです。

確かに売られている赤飯はササゲを使っています。

それは商売用に豆の大き目のを使い高い小豆は使えない
という商売背的な配慮でそうなっていると思っていました。

小豆の方が色も味もいいのに、でかく大味で色もでない
ササゲを使う方が正しい常識だったとは世の中に裏切られ
親の教育の重要性を思うのでした。

でもそれが解った今でも、私の常識として、赤飯は小豆で
祝うでしょう。

表だって人にあげるときには業者に依頼するので、常識を
逸脱することもないのです。

それにいまどき切腹をイメージするからとか気にする人も
いないだろうし。

煮崩れしてまずそうというほど見た目が悪くなるでもないし、
何しろ味は小豆の方が絶対うまいと今でも信じています。
コメント
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