King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

人として

2014年06月21日 22時28分41秒 | 日々のこと
朝は日本人ならみそ汁と米の飯と思うのは今では
少数派でしょうか。

日本人の心はそれでも未だに多くの国民が同じように持っていると
思います。

今朝にニュースで集団的自衛権のニュースを聞いていていつのまにか
国連安全保障理事会決議に基づく集団安全保障措置への
参加も可能にしたいといいだしたのです。

ついに本音というか、それもう無理だから憲法改正しようと
誰もが言い出しそうな事態となってきました。

でも、自民党は今まで集団的自衛権の行使で得られる果実
の説明はありません。

日本などは国際連合に加盟してもいいことはないと一度は
抜けて、戦争に踏み出した国です。

いまさら国連に加盟してももはやアジアでは中国が常任理事国
となっている以上日本の今以上の地位向上は望むべくもなく、
加入して金ばかり出させられて余計な戦争参加や負担を強いられ
るような気がします。

自民党はそういう世界の状況の中で日本が果たすべき貢献として
集団的自衛権を行使していくことを主張しますが、実際に何の
得があるのかという話はしません。

国民の命を危険にさらしてそのメリットはあるのか。

武力行使はもちろん反撃もテロ事件もこれから日本にも起きる
ということです。

それをしても何か日本は余計に果実を得るのでしょうか。

日本はそれがたとえ絵に描いた餅だと馬鹿にされようとも
戦争の放棄、武力による解決は永久に放棄したとこれからも
言い続けるべきだと思います。

これは、自民党が言う国連安全保障理事会決議に基づく集団安全保障措置へ
の参加も可能などとはまるで逆の意味です。

そんな本性が見えた以上、我々国民も正々堂々とNO
ということです。

武力でないと守れないという多くの人はそれでも日本人として
主張すべきは宗教や民主主義という政治手法で勝ち取るべき
数で圧倒すれば正義になるというまやかしをまず恥じるべきであり、
日本人が戦後守ってきた経緯を簡単に打ち捨てるべきではないのです。

しかし、この週末で与党内で意見統一し、閣議決定という図式も
国連安全保障理事会決議に基づく集団安全保障措置への参加も可能
という態度が明確になった時点で完全にNOという意見が集結しそうです。

それがもし公明党にしろ他の野党がどう自民党を止めるのか、それとも
国民が直接NOを突きつけるのか確たる動きにつながるのではないで
しょうか。
コメント
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