King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

宵まち

2014年12月02日 22時46分37秒 | 日々のこと
秩父夜祭というと秩父市役所の裏の公園に
1日から6日まで見世物小屋やらオートバイサーカスやら
が並びそれはにぎやかでした。

しかし、織物厚生会館が歴史伝承館に建て替わってから
見世物小屋が並ぶことはなく、露天商が出るのも3日の
夜だけとなりました。


昔は二日は宵まち、三日が本番、六日が六日町といい
露天商はそのあたりまでいたものでした。

何もかも小奇麗に変わる世の中です。

お祭りにつきものの露天商も今は流行らないのかも
しれません。

それにお祭りの前に足場パイプのようなもので作る
桟敷席もずっとスタイルは変わらないのですが、
今の時代にあっていない感じは否めません。

日本三大曳山として人気の高い祭りという評判も
実際訪れる人はその感想をいいものとしていつまでも
持ってもらえるでしょうか。

寒い。混む。じっくり鑑賞できる環境もない。と、
祭りの全体像とかどんなことが行われるのか一度
訪れただけではとても理解されないでしょう。

地元の私も町内の理事職についてやっとその全体像が
解ったのです。

今までは屋台やら神輿やらを担いだり引っ張ったり
していてもそれでは連続の飲み会に参加しているような
もので、何がどうなってどういう催しなのかは解らず、
屋台が集結する最後の行列に参加してやっとああ祭りに
参加したと思えました。

地元の人でも親戚やら知人が毎年集まってその接待で
お祭りは見ていないという人が多いのではと思います。

そして、子供のときはお祭りとは露天商を見て周るのが
楽しみでそのワクワクとしたときめきはその時だけのもの
で、それほど楽しいと感じることもわくわく感も大人になると
そんな気持ちはなくなってしまう事すら気付かずに過ごして
しまうのです。

まあ大人には大人の楽しみが色々あるわけで、その時代
時代の自分の気持を大事にすることですね。

というわけで、当店も急遽珈琲のカップ販売を明日
やることになりました。

場所は秩父駅前です。

どうぞお出かけください。秩父鉄道の秩父駅前です。
コメント
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